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アップル、iPhoneの新モデル3機種発表-カメラ機能が向上

9/11(水) 5:09配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米アップルは新型「iPhone(アイフォーン)」を発表した。カメラ機能が向上し、バッテリーの駆動時間が延びた。今回はマイナーチェンジにとどめ、より全面的な改良は2020年となる見通しだ。

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は10日、カリフォルニア州クパチーノで開かれた製品発表イベントで、アイフォーンの新モデル3機種「11」、「11 Pro」、「11 Pro Max」を披露。それぞれ「XR」、「XS」、「XS Max」の後継機となる。端末の前面は従来と同様で、ディスプレーは上位機種に有機EL、廉価版の11では液晶が採用された。

廉価版の11では背面カメラが2つに増えてポートレートモードや広角撮影が改善。ズームも画質を落とさずにできるようになった。ProとPro Maxでは背面カメラは3つに増えた。撮影モードに「ナイトモード」が追加され、夜間や暗い場所での画像が改善した。前面カメラは解像度が12メガピクセルで4Kにも対応する。

カラーは11がグリーンとパープル、ブラック、ホワイト、レッドの5色。ProとPro Maxはスペースグレーとシルバー、ゴールドに、新たにグリーンが加わる。

カメラ性能の向上や防水性のアップ、顔認証によるロック解除技術の改善といった新たな特徴の多くは予想されていたが、Proモデルのバッテリー駆動時間延長や積極的な価格設定といった幾つかのサプライズもあった。

価格は11が699ドル(約7万5000円)からで、昨年発売のXR(749ドル)より50ドル安い。Proは999ドルから、Pro Maxは1099ドルからで、これら2機種は昨年のXS、XS MAXと同価格。

スマートフォン時代のパイオニアであるアップルは、かつて熱狂的に盛り上がったアイフォーン需要の維持にこのところ苦慮している。欧米や中国の消費者の大部分は既にスマートフォンを所有しており、画期的な新機能がなく高価であることや、安価な競合製品の存在を理由にアップグレードには一段と消極的になっている。調査会社IDCの予想によると、業界全体の出荷数は2019年に2.2%減と、3年連続の減少となる見込みで、アイフォーン出荷は今年15%落ち込む見通しだという。

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最終更新:9/11(水) 6:51
Bloomberg

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