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失意のスパ&モンツァ……マクラーレン「チームをリセットする」

9/12(木) 11:58配信

motorsport.com 日本版

 今季コンストラクターズランキング4番手につけており、復活の兆しを見せるマクラーレン。しかし彼らにとって、ベルギーGPとイタリアGPは、うまくいかない2連戦となった。

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 イタリアGPでは、ピットストップ時にホイールを正しく取り付けることができず、カルロス・サインツJr.は6位でフィニッシュする可能性を失うことになった。またランド・ノリスは、パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けて後方からスタートしたが、10位にまで回復するのがやっとだった。

 またベルギーGPでは、サインツJr.はレース開始早々にリタイア。ノリスは5番手で最終ラップを迎えたが、パワーユニットのトラブルによりチェッカーを受けることができなかった。

 この2戦で、ランキング4位を争うルノーは大量ポイントを手にし、マクラーレンとの差を25ポイント縮めることになった。

「チームとして今最も重要なのは、この状況から離れて組織を再構築し、リセットし、ピットストップで起こったことを分析することだ。そして競争力という面では、夏休み前のポジションに戻るよう、コース上でもっとダウンフォースを発揮できるようにする」

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、そう語った。

 ザイドル曰く、モンツァでミスが起きるまでは、チームのピットストップのパフォーマンスは素晴らしかったという。

「何が起きたのか、詳細を分析する必要がある。右フロントは、かなり厄介なタイヤ交換だった。その結果、ホイールは適切に装着されなかった。我々はその直後に、マシンを止めなければいけないことに気付いた。残念ながら、こういうことが起きることはある」

「それでも、昨年と比較すれば、ピットストップに関して大きく前進を果たしたと思う。良いピットストップを行なってライバルを追い抜き、ポイントを稼ぐという素晴らしいレースもあったんだ」

「ファクトリーに戻って何が起きたのかを分析し、リセットして、夏休み前に我々が手にしていたモノを再び手にして、シンガポールに向かうことが重要なんだ」

 そうした残念な2戦を過ごしたマクラーレンだが、ルノーの最新パワーユニット(PU)のパフォーマンスには励まされたと、ザイドルは語っている。

「我々は今、スペックCのPUをマシンに載せている。それはうまく動き、うまく機能しているんだ。パフォーマンスと信頼性の面では、小さいながらも一歩進んでいる」

「我々を阻んているようなモノがあるとは思わない。自分自身に集中し、チームとして開発を続けていくことができるのは、ただ良いことなんだ」

「夏休み前には良い走りをしていたが、この2レースでは後退してしまった。それもこのスポーツの一部であり、開発の一部である。チームとして、私はそう言うべきだろう。先ほども言ったように、リセットし、シンガポールから再び前進を続けることが重要なんだ」

Adam Cooper

最終更新:9/12(木) 11:58
motorsport.com 日本版

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