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富山グラウジーズの宇都直輝、新シーズンで「間違いなく僕らはもっと上に行ける」

9/12(木) 19:05配信

バスケット・カウント

「1人が入ってどうにかなるスポーツではない」

文=丸山素行 写真=鈴木栄一、B.LEAGUE

富山グラウジーズはBリーグ開幕から2年連続で残留プレーオフを戦う羽目になったが、3年目の昨シーズン、初めて勝率5割を突破し念願のチャンピオンシップ出場を果たすなど、チームは飛躍の年を遂げた。その中で、オフにチームの中心だった大塚裕土が川崎ブレイブサンダースへ移籍した。戦力低下が否めないはずだが、それでも「完全に忘れていました」と、全く意に介していない様子の宇都直輝に新シーズンへの思いを聞いた。

──昨シーズン躍進を果たした富山グラウジーズですが、シューターの大塚選手が移籍したのは大きな痛手ではないでしょうか? 

そう言われたら、そうですね。若手がすごく頑張っていて、特に遜色なくというか違和感なく練習ができていたので、完全に忘れていました(笑)。もちろん経験値の面では大塚さんの方が上だと思いますけど、試合になってみないと分からないですし、すごく楽しみではあります。

──忘れるくらい順調に進んでいるということですね(笑)。それでも、大幅な戦力アップに成功しているチームもありますし、そこで不安とか焦りといった感情は生まれませんか? 

1人が入ってどうにかなるスポーツではないと思っていますし、若手選手がすごく頑張っていて、そこ次第で戦力アップにもなると思っています。

一人ひとりのレベルがしっかり噛み合えば、僕らも上位チームに食い込めると正直思っています。僕らはディフェンス強化を重点的にやっていて、10点でも5点でも平均失点が下がれば、間違いなくもっと上に行けると思います。

1年やって、また同じようなメンバーでやっていくことは良いことで、点が線となって繋がっていくと思うし、オフェンスに関しては厚みが増してプラスでしかないと思っています。

「どれだけやられても、自信を持ってドライブする」

──昨シーズン序盤はケミストリーの構築が大変と言っていましたが徐々にフィットし、念願のチャンピオンシップ進出を果たしました。宇都選手にとっては良いシーズンになったかと思いますが、新シーズンはどのような面持ちで挑みますか? 

自分をもっと出していきたいですね。正直自分の課題はメンタルだと思っていて、心の持ちようというか、とにかく自分自身をしっかり持つこと。その部分を意識して、シーズンを送りたいと思います。

──常にアグレッシブで攻め気が見えるので、メンタルが課題というのは意外です。

昨シーズンはできる日とできない日が状況によって変わっていた部分がありました。イライラしてしまったり、繊細さに欠けたり、ちょっと弱気になって自分で行けるところもパスしてしまったりとか。そういうことを新シーズンはなくしていきたいですね。どれだけやられても、自信を持ってドライブする。そういうプレースタイルで臨んでいきたいです。

──では、具体的にどんなプレー面でチームを引っ張りますか? 

僕としては、ディフェンスとアタックの2つですね。ディフェンスでは、僕がガードにつく必要はないので、エースが出てきたらエースを抑えにいくぐらいの気持ちで守りたいです。そこでエースを抑えながら、リバウンドに参加してアタックしていく。そういったところが自分を持つ、自分自身を貫くことでもあるので、そこを意識していきたいなと思います。

──では、最後に富山のファンに向けて、『ここを見て』というところを教えてください。

チームにとって絶対的存在でいたいので、そういった立ち振る舞いやリーダーシップですね。チームのリーダーにしっかりなっていきたいので、そういう部分も見てもらいたいです。

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最終更新:9/12(木) 20:10
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