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ポラロイドの新製品は、スマホの写真を強引にインスタント写真にする。ポラロイドっぽい意地の商品

9/12(木) 12:31配信

ギズモード・ジャパン

データを転送せず力技でアナログを徹底。

Polaroid(ポラロイド)の新しいインスタント・カメラ「Polaroid Lab(ポラロイド・ラボ)」は、スマートフォンにはまだ搭載されていない機能に焦点を当てており、ワイヤレス接続や設定をすることなく、デジタル写真のハードコピーを作成してくれます。

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その方法は、スマートフォンのスクリーンから投影された光でポラロイドのインスタント・フィルムを直接露光する、というものとなっています。

クラウド保存より、紙焼きの方が簡単?

これまで携帯電話をなくしたり、落として壊したりして、何百枚もの写真が失われたことを思い返してみてください。私たちの多くは、データのバックアップを取るのが恥ずかしいほどヘタクソで、確実にクラウド上にすべてが正しく同期・保存してくれる月額サービスに、お金を払うまで気が回りません。

だったら、単純にデジタル写真を印刷して残すのが簡単な方法なんじゃないでしょうか? これなら将来的に家族みんなが使えて楽しめますし、新しい「ポラロイド・ラボ」なら、印刷の過程を簡略化してくれるのです。もしスマホの画面を下にして机の上に置ける環境があるならば、お気に入りの写真を印刷することが出来るようになります。

ポラロイドの遺伝子を感じるデザイン

「ポラロイド・ラボ」の見た目は、ポラロイドのインスタント・カメラを彷彿とさせます。ですが、覗き穴となる接眼レンズや前面のレンズはありません。接眼レンズは、スマートフォンを下向きに置くための上面のベッドに取って代わり、レンズはスマホの画面から、ポラロイド・フィルムに向かって投射された光に焦点を当てるため内側に3つあり、それが露出を作り出すようになっています。

「ポラロイド・ラボ」は無料の専用アプリと連携し、ユーザーは写真をフィルムの正方形に合わせたアスペクト比に調節させることが出来ます。なので印刷する写真は、スマホで撮られたものより小さくなってしまいます。

色合いは往年のポラロイドを再現

写真を物理的に紙焼き出来る代わりといってはアレですが、もしあなたがスマホで撮った美しい写真を8x10で鮮やかに再現したいと思っているのであれば、残念ながら「ポラロイド・ラボ」は解決策にはなりません。

ポラロイド・フィルムは、今でもそのローファイな色合いに美学があることで知られており、写真家の中にはそれを好む人もいるくらい。「ポラロイド・ラボ」は伝統的な色合いをもたらすべく、この機械に採用されたアナログな手法は、転写する過程で画質を柔らかく、そして彩度を落とすようになっています。

フィルム代は必要コスト

もし撮影した通りに鮮やかな写真をお望みであれば、その機能に特化したプリンターに繋ぐか、印刷してくれるショップやステーションを利用するしかないでしょう。ですがもし冷蔵庫にくっつけて、通り過ぎる人たちの目を楽しませられる面白写真をいっぱい撮っているのであれば、10月10日に発売される130ドル(約1万4,000円)の「ポラロイド・ラボ」がイカした相棒になってくれそうです。

とはいえ憶えておかなければいけないのは、フィルムは1枚2ドル(約220円)するということ。印画するたびに、そのコストがかかるのです。ま、何事もお金がかかるのは仕方ないってことで?

Source: YouTube

岡本玄介

最終更新:9/12(木) 12:31
ギズモード・ジャパン

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