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なぜだ?メジャーの高評価は18Kの奥川より1回緊急降板の佐々木

9/12(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 U18日本代表の佐々木朗希(大船渡)は初登板となった6日の韓国戦で試合前に右手中指のマメが再発し、わずか1回19球で降板。ホロ苦の世界デビューとなったが、視察に訪れたメジャー球団のスカウトたちに、強烈なインパクトを与えた。

 同じ岩手出身の大谷翔平が所属するエンゼルスのエルナンデス国際アシスタントディレクターを直撃すると、「とても素晴らしい投手だよ」と、こう続けた。

「肩幅が広く背も高い。柔軟性に富み、腕の振りがとてもしなやか。現時点でもキレがあるし、パワーもある。彼が成長し、次のレベルに到達した姿を我々は注視することになるでしょう」

 大学代表との壮行試合を含め、2度、マメを潰しているが、「なるほど……。ただ、彼はとても若い。我々にとってそのケガは大きな関心事ではありません」と言う。

 同じくエンゼルスのスワンソン・スカウトディレクターも高校時代の大谷翔平を見たことがないというが、2人は「ショーヘイの高校時代はどうだった? 今のササキと比べてどう?」と日刊ゲンダイ記者に逆質問。「2人とも高校時代に100マイル(160キロ)を投げた? それはグレートだ!」と笑顔を見せた。

「ササキはまだ少年。あくまで自分のペースでゆっくり時間をかけて成長することが大事ではないか。現時点で成熟しているショーヘイと比較はできないが、ササキの姿を見ることができ、興奮した。彼が近い将来、再び投球する姿を見ることをとても楽しみにしている。日本の方たちは彼の才能を誇りに思うべきです」(エルナンデス国際アシスタントディレクター)

 東海岸の球団の国際担当スカウトも、匿名を条件にこう言った。

「大会前にアジア担当から推薦を受けて、事前にビデオでチェックしていた。カナダ戦で18三振を奪ったオクガワ(奥川恭伸=星稜)も素晴らしいが、彼以上にササキの潜在能力、身体能力に魅力を感じる。子鹿のバンビのような体で、しなりがあって素晴らしい球を投げる。ボクサーで言うとハードパンチャーだ(笑い)。トレーニングを積んで、上半身も下半身も1サイズ、2サイズ大きくなれば、さらに球速も球威も増して、とてつもない投手になるかもしれない。むしろ楽しみの方が大きい」

「ササキ」の名はメジャースカウトたちの心に深く刻み込まれたようだ。

最終更新:9/12(木) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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