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変更タイミングはバラバラ 10月1日午前0時の消費税

9/12(木) 17:45配信

神戸新聞NEXT

 消費税の増税が迫ってきた。9月30日から日付が変わる10月1日午前0時の瞬間から10%に上がるが、身の回りには24時間のサービスがあふれている。さまざまなシーンでの変更のタイミングを調べた。(ネクスト編集部 金井かおる)

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■コンビニでは

 9月30日夜11時55分にレジの列に並び、順番がまわってきたのが同59分としよう。会計途中に日付が変わり、10月1日午前0時1分に合計金額を告げられた。この場合、消費税はどうなるのか。「セブン-イレブン・ジャパン」を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)広報担当者に聞いた。

 ー会計の途中で日付をまたいだら消費税は。

 「1点目の商品をスキャンした時刻によります」

 ー店内が混雑していたり、直前の客がチケット発券などで手間取り、自分の番になるまでに日付が変わってしまうことも考えられます。

 「あくまでも1点目の商品をスキャンした時刻で税率が決まります」

 ー混雑して列が伸び、並んでいる間に日付をまたいだ場合、クレームも想定されます。説明マニュアルなどはありますか。

 「特にありません」

 ー店頭ポスターなどで告知は。

 「日付またぎについて説明するポスターは張る予定がありませんが、お客様が混乱しないように、消費増税を知らせるポスターは現在作製中です」

 コンビニのレジについては、境界線は日付。ただ1点目の商品のスキャンが1日午前0時よりも前ならば、日付をまたいだとしても、会計には消費税8%が適用される。

■タクシーでは

 MKタクシー(京都市南区)は車に搭載する運賃メーターの機器を切り替えることで、税率変更に対応するという。

 同社の場合、夕方5~6時に出庫した車は、約12時間営業し、翌日早朝5~7時に戻ってくることが多い。9月30日夕に出庫する車は、消費税8%計算の運賃メーターを搭載しているため、支払い時に日付をまたいだとしても8%のまま。一方、10月1日早朝に出庫する車は、新税率に切り替え済みのため、10%計算だ。

 となると、1日早朝には、二通りの運賃メーターを搭載したタクシーが街中に存在するが、「消費税以外にも、これまでに何度も運賃の値上げを経験しています」(広報担当)として、特に不安視していないという。

 利用者にとっては、乗ったタクシーによって8%と10%の違いがあることを念頭に置きたい。

■宿泊施設は

 神戸港のランドマーク的存在「ホテルオークラ神戸」(神戸市中央区)。神戸観光の拠点に連泊する利用者も多い。

 例えば、9月30日にチェックイン、10月6日にチェックアウトした場合はどうなるのか。総合企画室の担当者によると、9月30日分は8%、10月1~5日宿泊分は10%の消費税が適用される。

 24時間営業の温浴施設「神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部」(神戸市中央区)。同施設は10月1日午前9時から10時の間に、会計システムを入れ替えるという。

 このため、9月30日深夜に入館し、翌10月1日午前8時にチェックアウトしても消費税は8%のまま。1日深夜1時に入館した場合も、チェックアウトが同日午前8時ごろであれば8%にするという。「お客様の不利にならないように対応したいと思っています」(同副支配人)。

最終更新:9/12(木) 18:29
神戸新聞NEXT

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