ここから本文です

イタリア国内2レース目のF1が近い将来実現か? イモラとムジェロが開催に興味

9/12(木) 19:46配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのシャルル・ルクレールが優勝したこともあり、大いに盛り上がった今年のF1イタリアGP。同グランプリの開催地であるモンツァ以外にも、ふたつのサーキットがF1開催を目指して検討しているようだ。

【動画】フェラーリ勝利にティフォシ大熱狂……2019年F1第14戦イタリアGP決勝ハイライト

 つい最近まで、F1イタリアGPの将来は不安視されていた。しかし9月4日、モンツァでの同グランプリ開催契約が5年延長されたことが発表され、少なくとも2024年までは、イタリアGPがモンツァで開催され続けることになった。

 ただモンツァ以外にも、イタリア国内でF1開催を目論むサーキットがあるようだ。

 そのひとつはイモラだ。イモラはかつてサンマリノGPを開催していたことで知られているコース。1980年にはイタリアGPの開催地ともなった。2006年の開催を最後に、長らくグランプリは開催されてこなかったが、改修作業を完了させ、F1開催サーキットに求められる”FIAグレード1”のステータスを持っている。

 またムジェロ・サーキットも、F1開催を検討しているという。ムジェロはこれまで、F1を開催したことはないものの、現在のテスト制限が行われるまでは、フェラーリなどいくつかのチームが、ここで頻繁にF1マシンを走らせた。また、2輪MotoGPのイタリアGP開催サーキットでもある。

 来季のF1世界選手権は、全22戦で行われることが決まっている。これは、史上最多の年間開催数だ。にもかかわらず、F1側はさらに開催レースを増やしたいと考えており、理論的にはかつて存在したサンマリノGPのように、イタリア国内で複数のレースが行われる可能性もある。

 イモラ・サーキットの首脳陣は、F1を再び開催するという「挑戦を受け入れる準備ができている」と語った。

「ACI(イタリア自動車クラブ)会長のアンジェロ・スティッチ・ダミアーニが、F1を開催し続けるために行った素晴らしい仕事は、我々のような歴史的なサーキットでも、赤いクルマ(フェラーリ)やF1サーカス全体が戻ってくる可能性を再び開くことになるかもしれない」

 イモラ・サーキットの会長であるウベルト・セルバティコ・エステンセはそう語った。

「このような結果を達成するためには、地域や自治体の完全なサポートが必要不可欠だ。これは、モンツァやムジェロでも同様だ」

 イモラの声明の中には、上記の通りムジェロの名前も登場しているが、ムジェロ側はまだ公式にF1開催を目指す旨を表明したわけではない。しかしムジェロは9月10日、サーキットの活動が地元地域に1億3000万ユーロの経済効果を生み出したとする調査結果を発表した。

 この報告書ではF1開催については言及されていないが、ムジェロのサーキットディレクターであるパオロ・ポリがイタリアの報道機関”Ansa”に語ったところによると、F1は長期的な可能性の選択肢であるという。

「我々の最初の目標は、MotoGPとの契約を更新することだ」

 そうポリは語った。

「その5年後には、F1をトスカーナ(ムジェロ)に誘致することも検討する」

「モンツァが今後数年間、F1を開催する契約を交わしたのと同様に、国家レベルでのパートナーシップが必要になる」

「イタリア国内の他のサーキットとは異なり、ムジェロは国営ではない。2006年から2016年まで、フェラーリはますます高いレベルで世界中の顧客に自分たちを示すべく、このサーキットのインフラの質と、ここで働く人々のプロ意識を高めるため、多大な投資を行ってきたのだ」

Scott Mitchell, Matteo Nugnes

最終更新:9/12(木) 19:46
motorsport.com 日本版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事