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『MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック』ちょいワル孫悟空が大暴れ! 中国で大ヒットした西遊記アニメ映画が原作の爽快アクションゲームを試遊リポート【TGS2019】

9/12(木) 17:32配信

ファミ通.com

文・取材:山村智美

 2019年9月12日から9月15日(12、13日はビジネスデイ)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2019にて、プレイステーションブースでは、2019年10月17日発売予定のプレイステーション4用アクションアドベンチャーゲーム『MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック』の試遊ができる。

・ファミ通.com“TGS 2019情報まとめ”特設サイト

 『MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック』は、もとは中国本土で大ヒットした西遊記のCGアニメーション映画。本作は、キャラクターなどの世界観やCGアニメーションの魅力はそのままに楽しめるアクションアドベンチャーゲームとなっている。この試遊を実際にプレイしたので、どんなゲームなのか、プレイ感がどのようなものになっているかをお伝えしていこう。



 『MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック』の原作である『西遊記之大聖帰来』は、斉天大聖に憧れる少年“江流児”と、500年ぶりに解き放たれた斉天大聖(孫悟空:以下、大聖)による冒険を描いた映画となっている。

 江流児は三蔵法師の前世であり、そんな少年と、西遊記より前の時代で暴れたい放題の孫悟空こと大聖が織りなす冒険活劇となっている。

 ゲームではプレイヤーは、大聖を操作して超人的な身体能力や仙術を使ったアクションを駆使して、さまざまな敵を打ち破っていく。



 ゲーム内容のほうは、スタンダードな操作で楽しめる3Dグラフィックのアクションゲームといった印象だ。クレイアニメのような独特な質感のグラフィックが印象的で、キレイすぎず、ちょっと汚しの効いているテイストに味わいがある。

 主人公の大聖は立ち姿がちょっと斜に構えていて目つきも鋭く、ケンカっぱやそうな不良テイストが溢れ出ている。一方で、ともに旅をしている少年の江流児は、背中により小さい子を背負い、純朴そのものという容姿。その凸凹加減がいいアクセントになっている組み合わせだ。



 ブースで試遊できるのは、猪の妖怪に襲われているという村を一行が訪れた場面。村はそこまで広くはないものの、はしごを登って移動するような高低差もあり、ちょっと入り組んだ作りになっている。また、そこら中に緑色や黄色の体をした手下の妖怪が見回っているという状況だ。

 操作としてはオーソドックスな3Dアクションとなっていて、□ボタンでの通常攻撃に△ボタンで強攻撃を混ぜてコンボをくり出しつつ、×ボタンでジャンプ、R2ボタンでのローリング回避などで敵の攻撃を避けていく。

 試遊をした限りでは、技のバリエーションが多彩でストイックにコンボ追求を楽しむというようなコア向けではなく、ライトに、誰でも爽快なアクションが楽しめるという方向性のものと感じられた。



 村のそこら中にある長いすを使った攻撃アクションが可能で、これが“いかにもカンフー!”というものになっていた。椅子の脚を持ってトンファーのように構え、スピーディーに攻撃をくり出していく。


 椅子など、手に持った物を投げることもできる。L1ボタンで構えると視点がTPSのように肩越しに変わり、狙いを付けて投げつける。椅子を投げた場合は、敵が椅子を喰らったあと、それをキャッチしようとしてお手玉状態に慌てふためいて、その間に攻撃し放題になっていた。そうしたコミカルなリアクションも、独特なものがたくさん仕込まれているのだそうだ。



 ストレートに敵をなぎ倒していくだけでなく、いわゆるステルスプレイも可能だ。L2ボタンでしゃがんで移動し、敵に見つからないように背後から近づいて“不意打ち”を決めれば、敵を一撃で仕留められる。見回りの敵の動きを見て、うまく背後を突いたり、建物の上から遠距離攻撃をしてくる敵に見つからないように近づいて排除したり、そうしたプレイも楽しめるようになっている。


 敵の攻撃にうまく強攻撃を合わせると、カウンターが発動するというテクニックもあり、カウンターが決まったときには大聖をアップにしてヒットストップもかかり、迫力のある見せかたを演出してくれる。

 基本はシンプル操作のアクションながらも、カウンターのようにところどころにテクニカルな要素が隠されているのかもしれない。



 村の奥へと進んでいくと、ボスの猪妖怪が出現! この猪妖怪も攻撃アクションがコミカルでおもしろい。基本は大きな金棒を振り回して攻撃してくるのだが、たまに周囲にいる手下の妖怪を掴んで、妖怪を振り回して叩いてくるという、ダイナミックな攻撃をくり出してくることも。

 そんな猪妖怪の大振りな攻撃を、うまくタイミングを見て回避し、隙を突いてコンボを入れていく。途中、手下が増えてきたときには“仙術”を発動し、周囲に炎を放って一掃!


 猪妖怪が弱ってきたところで、近づいて追い打ちという表示が出現! いわゆるフィニッシュムーブ、トドメの一撃の時間で、発動すると痛そうな踏みつけが決まって、フィニッシュ! 猪妖怪から何か腕輪のようにものが出現し、それを取った大聖は何か新しい能力が解放されているくのだが……試遊できる範囲はここで終了となった。


 ワルそうな顔つきの大聖がまず目を惹くが、プレイしてみるととっつきのいい3Dアクションであり、ところどころに中国のカンフーらしさや、テクニカルな要素もあったりと、誰でも楽しめるという軸のなかに、工夫が隠れていると感じたタイトルとなっていた。

最終更新:9/12(木) 17:32
ファミ通.com

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