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G投よ 暴走男・燕ブキャナン魂を見習え!

9/12(木) 16:36配信

東スポWeb

 またもや天敵にやられた。巨人は11日、2位・DeNAとの直接対決(横浜)で、ソトに3本塁打を許す失態で4―10の大敗を喫した。坂本勇と争うホームランキングも4本差をつけられる始末で原辰徳監督(61)もあきれ顔。ただ、優勝マジックは「9」のままで、チーム内からは今こそ必要なのは“ブキャナン魂”との声が上がっている。そのココロは――。 

 最後の打者・丸のバットが空を切ると原監督はクルリとグラウンドに背を向け、足早にベンチ裏へ引き揚げた。ベイの助っ人砲にまたも独壇場を許した。先発の桜井が2回にバックスクリーンの電光掲示板を直撃する先制ソロを浴び、1―3の3回は左翼席へ豪快2ラン。8回にはマシソンが右翼スタンドへ2ランを叩き込まれ、ハマスタの全方向へ計3被弾だ。

 今季、ソトが放った39発のうち実に11本が巨人戦。指揮官は「11本目?」とあきれるばかりで「バッテリーコーチに言っておいてよ。少し気持ち悪いくらいに言っておいてよ」と怒りをにじませた。

 矛先を向けられた相川バッテリーコーチは「投手と捕手の考えていることが違うと、いろんなことが起きてしまう。バッテリーコーチとして、選手にしっかりとした指導ができていないということ。また明日、勝つためにやっていきたい」と責任を背負い込んだ。

 DeNAとは4試合を残し、クライマックス・シリーズで対戦する可能性もある。それだけにソト対策は急務となるが、リーグ制覇へ優位なことに変わりはない。

 着実に優勝へ歩を進めるためにも、一切の妥協も許されない。チーム内では意外な男を参考にすべきとの声がある。それが、ヤクルトに在籍するブキャナンだ。どういうことか?

 助っ人右腕とは7日に神宮で対戦。3回までに3点を挙げたが、その後の決死の行動が妙な感動を呼んだ。失点を取り返そうと意表を突くセーフティーバントで右手を負傷しながらも出塁し、次打者の長打で一塁から激走。三塁コーチャーの制止も無視して本塁を陥れた。ブキャナンの暴走には賛否が分かれるところだが、結果的にこの回で同点に追いつかれた。

 これに「あれは敵ながらグッとくるものがあったね」というチームスタッフは「自分が点を取られたんだから、何とかして取り返そうという気持ちの表れでしょ。最近のウチの投手陣はどちらかといえば、おとなしい。一塁へ走るにしても、次の回に備えて全力では走らない。打席でも何とかしたいという気持ちがもっと前面に出れば、その思いは野手にも伝わるもの。ブキャナンのような暴走はダメだけど、ウチも見習うところがあるプレーだったと思うね」とうなずいた。

 ちなみに、この日は投手が打席に立ったのは桜井のみ。1点を追う3回に空振りで3球三振に倒れた。投手もバットを握れば攻撃陣の一人となる。

 “9人目の打者”としての意識を、より強く持つべきということだが…。Vへ追い風を吹かすためにもブキャナンが見せた気概を糧にできるか。

最終更新:9/12(木) 16:39
東スポWeb

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