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台風15号で護岸崩壊 横浜の工業団地で海水流入被害相次ぐ

9/12(木) 20:59配信

毎日新聞

 台風15号による高波の影響で、横浜市金沢区では東京湾に面した護岸が崩壊し、金沢臨海部産業団地(LINKAI横浜金沢)に海水が流入し、立地企業に大きな被害が出ている。資金繰りや経営への影響が懸念されることから、横浜市などは12日から相談窓口を開設した。

 市によると、この産業団地は市が1970年代から80年代にかけて埋め立てによって造成した市内最大の工業団地。製造業や食品加工業など、中小企業を中心に約1200社が集積している。

 台風の影響で、産業団地の金沢区幸浦・福浦地区では護岸が計12カ所で破損し、3・92平方キロメートルが浸水した。浸水は一番高いところで約2メートルに及んだという。両地区にある646社1214棟の建物のうち約400社750棟程度が被害を受けたとみられるが、被害の全容はつかめておらず、今後、被害範囲が拡大する可能性もある。

 両地区の事業者の団体「横浜金沢産業連絡協議会」の渡辺真吾事務局次長は「車や機械が水没して修理や買い替えが必要な事業者も出ている。操業再開に向け、行政と密に連絡を取り、企業の要望を聞いて伝える橋渡しをしたい」と話す。

 横浜企業経営支援財団(IDEC横浜)が現地(金沢区福浦1)に経営全般に関する相談窓口(045・788・9571)を設置したほか、市経済局金融課(045・662・6631)などが特別経営相談窓口を開いている。【石塚淳子】

最終更新:9/12(木) 20:59
毎日新聞

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