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「ウルトラマン仏陀」は不謹慎=描いた女子大生謝罪-タイ

9/12(木) 16:39配信

時事通信

 【バンコク時事】仏教徒が国民の94%を占めるタイで、大学生の女性が仏陀(ぶっだ)とウルトラマンを組み合わせた絵を制作し、「不謹慎」と非難を浴びる騒ぎになっている。

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 女性は「冒涜(ぼうとく)する意図はなかった」と謝罪。一方で、「勇気ある独創的な作品」と擁護する声も上がっている。

 東北部ナコンラチャシマ県の大学に通う女性は、ウルトラマン姿の仏陀や頭部が仏陀のウルトラマンを描き、ショッピングモールで開かれた展示会に出品した。

 絵は保守政治家や宗教団体に批判され、イティポン文化相は「宗教をからかい、仏教徒の感情を逆なでした」と不快感を表明。女性は「仏陀もウルトラマンも私たちを守ってくれる英雄ということを伝えたかった」と涙ながらに謝罪した。

 一連の騒動に、著名芸術家のチャルムチャイ・コーシッピパット氏は「若者が批判を恐れ、新しいことに取り組まなくなる」と懸念を示した。

 同県の実業家パコン・ポンシワンクン氏は、作品の一つを4500バーツ(約1万6000円)で購入し、インターネットオークションに出品。60万バーツ(約213万円)の高値が付いた。パコン氏は「女性の独創性を示す絵。創作を続けてほしい」と語り、収益の一部を活動資金として女性に贈り、残りを病院に寄付する考えを明らかにした。 

最終更新:9/13(金) 8:11
時事通信

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