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西武・平良、ムッチリボディーで強気のインコース攻め

9/12(木) 15:00配信

サンケイスポーツ

 【球界ここだけの話】昨季のリーグ王者・西武が、130試合目でついに今季初めて首位に浮上。オールスター以降は、11日まで31勝17敗。14個の貯金を上乗せする快進撃で一気にソフトバンクをとらえた。

 チーム防御率は、依然としてリーグワーストの4・42だが、シーズン最終盤にきて、リリーフ陣の充実が勝利に直結している。

 73試合に登板するセットアッパーの平井は、1961年に“鉄腕”稲尾和久(西鉄)がマークしたパ・リーグ記録の78試合登板を見据え、「全試合投げるつもりでいる」と鼻息が荒い。選手会長でクローザーを務める増田は、11日のソフトバンク戦で通算100セーブを達成した。防御率1・54と抜群の安定感を誇る中、「このまま勝ち続ければ首位を譲ることはない」とうなずく。昨年までは守護神の座に固執することはなかったが「胴上げ投手になりたい」とクローザーの栄誉にも意欲が芽生えてきた。

 そんな中、中継ぎ陣に活気を与える若獅子も台頭している。沖縄・八重山商工高からドラフト4位で入団した2年目右腕の平良海馬だ。7月8日に1軍初昇格すると、8月24日の楽天戦(メットライフ)では5-2の七回2死満塁、浅村の場面でマウンドへ。昨季の打点王に臆せず、155キロの直球で空振り三振に仕留め、レオ党の喝采を浴びた。同27日の日本ハム戦(釧路)では菊池(現マリナーズ)に並ぶ球団史上最速の158キロをマーク。同30日のソフトバンク戦では球界屈指の巧打者、内川を二ゴロに封じ、うれしいプロ初勝利が転がり込んできた。

 1メートル73、95キロのムッチリボディーを誇る19歳は「(自分の)データがないので、抑えられている」と謙遜しつつも「インコースに投げ切れているし、少しずつ自信になっている」と胸を張る。

 一方でマウンドを降りると、沖縄人らしくマイペースな一面も。オフに故郷の石垣島で菊池と自主トレを行ったことを振り返り、「マウンドでの工夫、トレーニングの仕方とか、もっと聞いておけばよかった。後悔しています…」とポツリ。

 残り13試合。勝負どころで石垣の怪腕が、パのスラッガーたちをなで切りにする。(花里雄太)

最終更新:9/12(木) 15:00
サンケイスポーツ

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