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同じ市で動植物園は8%でも水族館は10%だった…消費税軽減税率 店外・店内飲食の複雑な線引き

9/12(木) 20:46配信

東海テレビ

名古屋の東山動物園の「ZOOASI」は店内外同じスペースに見えるのに…

 消費税の税率が10月1日に8パーセントから10パーセントに上がります。
 外食は10%、テイクアウトなら8%という「軽減税率」は、線引きが複雑…。皆さんがよく利用される行楽地でも、対応に頭を悩ませています。東海地方の行楽地を取材しました。

【画像で見る】東山動物園、名古屋港水族館、御在所SAの飲食スペース

■違うスペース?動物園の売店と休憩スペース

 イケメンゴリラのシャバーニに、愛くるしいコアラ。名古屋を代表する観光スポット・東山動植物園です。

 広い園内には飲食を扱う施設が7つありますが、このうち動物園本園にある「ZOOASIS」には、売店と休憩スペースが隣接した憩いの場があります。

 売店で売っている食事は中でも外でも食べることができますが、10月以降はどちらで食べるかによって税率が変わります。

 きしめんやピザが味わえるウェストと、ハンバーガーやドーナツショップなどが軒を連ねるイースト、2つの飲食施設からできていて、その間にある屋根付きの休憩スペースは、「ZOOASIS」の客席のようにもみえます。

 ところが10月からは、同じメニューを注文しても、建物の中で食べる場合は税率が10パーセントに上がりますが、休憩スペースなら8パーセントと差がつきます。

店内利用者(若い女性2人組):
「外で食べたほうが安い…でも変わんないじゃん。ちょっと理不尽感あるけど」
「不思議ですね。そうなったら外が先に埋まるよね、全体的に」

利用者(家族連れ母親):
「わかりづらいし、何かモメそうですよね、外で食べるなり中で食べるなりで。席が空いてる空いてないで変わってくるかもしれないし」

 なぜ「一体の施設」のように見えるのに税率に差が出るのか、担当者に聞いてみると…。

東山総合公園管理課 寺田さん:
「売店が管理しているわけではなくて、動物園側の施設としての休憩スペースになりますので、そこは飲食店ではないという扱いになると思います。普通に考えれば8%になってくるのかなというところですね」

 実は飲食店と隣り合ってはいても、休憩スペースは「園が管理する、誰もが利用できる設備」。このため、お店で買った食べ物を持ち出せばテイクアウト、軽減税率の対象になるという理屈です。

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最終更新:9/12(木) 20:46
東海テレビ

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