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出展大幅減で変わり果てたフランクフルトモーターショー、では今秋の東京ショーはどうなる!?

9/12(木) 10:31配信

MOTA

「寂しい」という声しきり! 世界最大級規模の国際ショーが大激変

世界最大級の規模を誇っていたドイツ・フランクフルトモーターショーが、これほど一気に衰退してしまうとは!?

■世界デビューの場を「あえて」フランクフルトに選んだホンダやVWの新型車を見る[フォトギャラリー]

実際に現場に立つと、本当に驚く。

会場内ですれ違う業界関係者たちからは「なんだか、とっても寂しい」との声が数多く聞かれた。なかには「悲しい」とか、「自動車産業の未来が見えなくて、怖い」という人までいる始末だ。

それほどまでに、フランクフルトショーが様変わりしてしまったのだ。

日本メーカーほぼ不参加、代わりにやってきたのは

なにが大きく変わったか。

まずは、出展社の激減だ。

日系では、トヨタ、日産、マツダ、スバル、スズキ、三菱の姿がない。つまり、トヨタ・アライアンス(資本関係や事業連携関係)と日産アライアンスがいなくなった。

また、フランスはPSA(プジョー、シトロエン)、イタリアはFCA(フィアット、アルファロメオ、マセライティ、フェラーリ)がいなかった。

その代わりとして、空いたブームには中国の大手や中堅メーカーが入った。会場内の一部を歩いていると「ここは北京ショーか上海ショーか?」と錯覚してしまいそうになるほどだ。

地元ドイツ各メーカーも簡素化傾向に

このように出展メーカーが少ないことは事前に分かっていたが、もっと驚いたのがダイムラーの展示方法が一気に廉価になったことだ。

過去のダイムラーの展示では、展示会場を一棟まるごと大改造して、その中にメルセデス、AMG、スマートの世界観を演出していた。会場内部に巨大なエスカレーターを新設して、シュトゥットガルトのダイムラー本社敷地内にある自動車博物館を再現したような大々的な展示内容だった。総工費は数十億円規模と言われていた。

それが今回、展示会場は同じだが、会場内のディスプレイは一気に縮小。さらには、最上級のマイバッハなどは会場外に簡単な敷物をして”ほぼ直置き”になった。

また、同じくドイツ地元のBMWは展示規模を約1/3に縮小。以前は様々なモデルを展示したBMW二輪車の展示は、今回たった1台になってしまった。

唯一、フォルクスワーゲングループは、フォルクスワーゲン、アウディ、ランボルギーニ、セアト、シュコダを一堂に介する大々的な展示をキープした。その理由は、巨額を投じて同グループが推進している「EVシフト」を具現化する必要があるからだ。それでも、展示会場内には以前より空白のスペースが増えた印象がある。

現在は報道陣向けのプレスデー開催中だが、一般入場のなった際、観客はどう思うのだろうか?

毎回楽しみに訪れてきたクルマ好きのドイツ人なら当然、「いったいどうなったんだ?」ビックリして、そしてガッカリするはずだ。

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最終更新:9/12(木) 10:31
MOTA

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