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館林や邑楽で突風 物置が全壊 住宅10棟被害 伊勢崎でも発生 前橋、熊谷両地方気象台が調査

9/12(木) 6:02配信

上毛新聞

 10日夜、群馬県の館林市や邑楽町などで突風が発生し、物置1棟が全壊し、住宅など約10棟の屋根瓦が飛ばされたり窓ガラスが割れたりする被害があった。伊勢崎市などでも同様の突風被害が発生。前橋、熊谷両地方気象台は11日、調査員を派遣して現地調査を実施した。

◎ダウンバースト、ガストフロントの可能性

 気象台などによると、10日午後7時35分ごろ、館林市上三林町と邑楽町赤堀で突風が発生し、物置約70平方メートルが全壊。民家や作業場などの屋根や窓ガラスが破損、農業用ハウスが倒れ、電柱が傾く被害もあった。

 突風は秒速約45メートルとみられ、強さを示す日本版改良藤田スケールでは6段階で2番目に低い「JEF1」(3秒間の平均風速39~52メートル)と推定。積乱雲から強い気流が吹き下ろす「ダウンバースト」か、冷気と暖気がぶつかって起こる「ガストフロント」のいずれかの可能性があるという。

 突風で物置が壊れた邑楽町の男性(62)は「ものすごい音の雷があり真っ暗になった。雨も激しくて窓ガラスが割れ、すごい風圧を感じた。風が強くてドアが開かない程だった」と振り返った。

 さらに、伊勢崎市境島村と埼玉県深谷市横瀬でも同30分ごろ、車庫の倒壊や倒木の被害があった。突風の強さは秒速約30メートルで、6段階で最も低い「JEF0」(3秒間の平均風速25~38メートル)とみられる。

◎高崎と安中 2万6000戸が停電 落雷で変電所トラブルか

 11日午後8時50分ごろ、高崎、安中両市の計約2万6000戸が停電し、約1時間半後に復旧した。

 東京電力パワーグリッド群馬総支社によると、停電があったのは高崎市の石原町で約4700戸、上中居町で約3600戸、上佐野町で約2300戸、下之城町で約1600戸など。JR高崎駅周辺や吉井地区でも停電した。停電時は雷を伴う激しい雨が降っており、落雷による変電所のトラブルが原因とみられる。

最終更新:9/12(木) 6:02
上毛新聞

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