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こんなに違う! フリーランスと会社員の社会保障制度

9/12(木) 8:31配信

ファイナンシャルフィールド

現在、会社に勤めている方の場合、毎月のお給与から、年金保険料や健康保険料が自動的に天引きされていますね。フリーランスで働いている方に比べると、会社員の方は、社会保険料が自動的に引かれてしまい、手取り金額が少なくなってしまうので、不満を感じている方もいるかもしれません。

今回は、フリーランスで働く人と、会社員として働く人の、社会保障制度の違いについて、勉強していきましょう。

年金制度の違い

まずは、年金制度についてです。会社員の方は、「第2号被保険者」に分類され、日本に住んでいる全ての人が加入する国民年金(基礎年金)と、厚生年金の2つに加入しています。

これが、いわゆる2階建てと呼ばれる制度ですね。年金保険料は、月ごとの給料に対して定率となっており(現在18.3%)、保険料の半分は、勤めている会社が負担してくれます。

一方、学生や無職の方、フリーランスとして働く方は、「第1号被保険者」に分類され、1階部分の国民年金(基礎年金)のみとなります。毎月納付する年金保険料は定額となっており、令和元年度時点で1万6410円です。

一般的に、会社員の方の年金保険料は、フリーランスの方に比べると高いですが、将来もらえる年金額が大きく違ってきます。厚生労働省の資料(※)に、厚生年金に40年間加入し、月収換算で約42.8万円の給料を受け取っている会社員の方の例が挙げられています。この方の受給額は下記になります。

<会社員の場合>
老齢基礎年金:月額約6.5万円
老齢厚生年金:月額約9.1万円
受給額合計 :約15.6万円

一方、基礎年金しかもらえない第1号被保険者の方の受給額は、月額約6.5万円のみです。特にフリーランスの方は、老後に備えて、自分自身でもしっかり準備をしていく必要があります。

<フリーランスの場合>
老齢基礎年金:月額約6.5万円

健康保険の違い

次に、健康保険について見ていきましょう。会社員の方は、会社が加入している健康保険組合の保険に入ることになります。保険料は、会社との折半となっており、組合にもよりますが、傷病手当金や育児休業給付金などがもらえるケースが多いでしょう。

一方、一般的に、フリーランスの方は、国民健康保険に加入することになります。保険料は、年間の所得額によって決まる仕組みになっており、全額自己負担となり、傷病手当金や育児休業給付金がないという特徴があります。

年金制度同様に、フリーランスの方は、万一の時に備えて、しっかりお金を貯めておかなくてはなりません。

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最終更新:9/12(木) 8:31
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