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京都産業大学、プライドを取り戻す戦いで初勝利。ラグビー関西大学リーグ

9/12(木) 14:39配信

J SPORTS

「京産のプライドを取り戻す」。試合前の誓い通り赤紺軍団・京都産業大学は大阪体育大学に圧勝し、リーグ戦初勝利をあげた。

先週行われた関西学院大学戦では自分たちのイメージ通りにゲームを進められない中、受け身の戦いとなり黒星を喫した。

急遽立て直しを迫られたチーム。今週練習スタート時、ゲームキャプテンには4回生の宮崎達也(伏見工)が指名された。

「今シーズンはリーグ戦を経験したことがないメンバーが多いので、自分たち4回生が下を向いていられない。やるしかないと思いました。」(宮崎)。

原点を見つめ直すため食糧合宿を行い、みんなですき焼きを食べた。駆けつけたOBが「京産のラグビーが見たい」と語り、チームはまとまった。

午後3時キックオフ。先週から6人のスタメンが変更された。中心選手のニコラス・ホフア(札幌山の手・3)と栢本光(天理・4)が外れ、両WTB(ウイング)には堀田礼恩(京都成章・2)と公式戦初出場の焼山功雅(東福岡・2)が入った。

前半7分、大体大に先制されてしまう。受け身のディフェンスになり、相手に連続してラインブレイクされる。

京産大も10分にラインアウトモールからNO8(ナンバーエイト)ファカイ フェインガ(日本航空石川・4)が、16分にラックからボールを持ち出したSH(スクラムハーフ)廣田瞬(天理・2)がそれぞれトライを奪うも、26分にはパスミスを拾われてトライを与えてしまう。

結局、前半は21-10の11点リードで折り返す。「前半はだいぶ受けにまわってしまった。もっと攻めなくてはいけない。ハーフタイムでは、もっと自分たちの攻めしようやと言いました」(元木ヘッドコーチ)。

後半開始早々、京産大が攻める。4分には1年生のLO(ロック)アサエリ・ラウシ(日本航空石川・1)がトライ。11分には今日スタメンに抜擢されたWTB堀田がインゴールにダイブ。

これが公式戦初トライの堀田はこのトライで「今日はのっている」と自信を持ち、その後17分、27分と連続3トライを奪う。

3トライ目は、堀田のサインから1回生SO(スタンドオフ)家村健太(流経大柏)がディフェンスの裏にグラバーキックを転がし、堀田が飛び込んだ。

「前半は思い通りに行かず、イライラしてしまう局面があったが、ハーフタイムでしっかり切り替えて後半に挑めた。3トライ目は自分のサイン、家村のキック、全て良かったと思う」(堀田)。

その後も40分に木村圭汰(筑紫台・2)が、44分にはPR(プロップ)の和泉秀志(野村・4)がそれぞれゴール前ラックから押し込みトライ。

難しい角度が多い中、今日キッカーを務めた城川斗武(常翔)は9本中8本を成功。終わってみれば後半は大体大をゼロで抑え、61-10の快勝となった。

「試合前、京産のプライド取り戻しに行こうと言いました。前半はひやひやしたけど、後半は選手からトライを取りたいという気持ちが見えた。春季トーナメント決勝で天理に負けてから合宿中も含めて苦しい時間が長かった」。

「そこから学生たちがなんとか立ち直ってくれた。前に進んでいく足がかりを掴んだ、やっとスタートラインに立ったという感じですね」と大西監督も安堵の勝利。

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最終更新:9/12(木) 14:39
J SPORTS

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