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「森喜朗元総理は”まるで最後の組閣のような布陣だな”と言った」産経元政治部長・石橋文登氏

9/12(木) 14:40配信

AbemaTIMES

 11日に発足した第4次安倍再改造内閣。組閣後の会見で安倍総理が打ち出したのは「安定と挑戦」、そして憲法改正への意欲だった。今回の閣僚人事について、政治ジャーナリストの石橋文登氏(産経新聞元政治部長)は「いわば憲法改正の是非を問う内閣。かなりの本気度だ」と話す。

 「7月の参院選の時に衆参ダブル選を打たなかったのは、憲法改正で行使せざるを得なくなる解散カードを温存するためだったと私は見ていた。今回の内閣は、その解散カードをいつ切ろうかという布陣だ。憲法草案を問う前の段階で、“憲法の論議がこのまま国会で動かなくていいのか““明治以来、誰も憲法改正の国民投票をやったことがない。その機会を奪うのか“と問う選挙にする可能性もある。来年はオリンピックがあるから難しいとの見方もあるが、解散総選挙は可能だ。それどころか、僕らが思うよりも解散は近いのではないか。秋の臨時国会の冒頭での解散はないと思うが、憲法審査会が論議に乗ってこないとなると、解散カードはあり得る。この間の参院選でも“議論をしなくていいのかと言っていたし、11日の党役員会に対しても憲法改正を前面に出し、挙党体制を築いた。組閣後の会見でも“必ず憲法改正を成し遂げる“と言った。森喜朗さんと電話で話した時、“まるで最後の組閣のような布陣だな“と言っていたが、最後まで行かないで、解散カードを切るだろう」。

 また、石橋氏は、「そのための小泉進次郎さんだ」とも指摘する。

 「石破派枠がゼロではないかと言われているが、おそらく進次郎さんは石破派枠だろう。彼は自民党の中でも圧倒的に人気があり、弁舌もさわやかだ。安倍総理はお父さんとは反原発云々で関係が悪くなっていたし、いちいち横やりを入れるようなことを言う進次郎さんにたいしても怒っていたが、奥さんを連れて官邸まで来て恭順の意を示したので、“しめしめ“という感じなのだろう。安倍さんらしい、いやらしい人事だ。海洋プラスチック問題なども注目を浴びているが、環境省が大変なのは汚染水の問題。原子力規制委員会は独立性の高い委員会だが、これは経産省から引き離して環境省が所管している。“きっちり説明を果たせ“という意味合いがあるのではないか。進次郎さんも純一郎さんも、ポストを打診した時点でそのことは分かっていたのではないか。本人から聞いたわけではないが、安倍さんは純一郎さんにも根回しをしたと思う。だから覚悟の上だろう」。

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最終更新:9/13(金) 0:00
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