ここから本文です

迷宮に入り込んだ名古屋。今季初の剣が峰・勝ち点2差の清水戦で光は見えるか?

9/12(木) 12:20配信

GOAL

開幕当初の破竹の勢いから急転直下、残留争いに巻き込まれている風間グランパス。13日の金J・明治安田生命J1第26節で、13位・清水エスパルスと対戦する。その勝ち点差は「2」。この一戦が今後を大きく左右することは間違いない。【取材・文=齋藤孝一】

気づけば残留争いの真っただ中

 4月、関東に遠征した時に馴染みの編集者からこう言われた。

「グランパスが優勝したらうちも特集号を出すのでよろしくお願いしますね」と。

 その試合でグランパスは手痛い逆転負けを喫していた。しかし、試合前ならともかく試合後にそう言われたことで、今年の名古屋の強さは本物だ、周囲もそれを認めているのだと思った。その後もホームではがっちり白星を掴み、アウェイでもしぶとく勝ち点1を得る盤石な戦い方を見せる。順位も2位に付け、来年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)用にパスポートを更新しておかないと、などと余計なことが頭をよぎった。

 そう、まさに「捕らぬ狸の皮算用」だった。

 第13節松本戦(5月26日、0●1)。それまで無失点で5戦全勝と完璧な戦いを見せていたホーム戦を落とし歯車が狂った。ほとんどボールを保持しゲームをコントロールしていたにもかかわらず、一発のカウンターに沈んだ。直前のJリーグYBCルヴァンカップでエースFWのジョーが負傷し欠場したことも響いたが、相手に完全に分析され、その対策を上回れなかったことが大きかった。

 その後、名古屋は迷宮に入り込むことになる。第12節の川崎フロンターレ戦から10試合勝ちなし。第22節にそのフロンターレに3-0で勝利し一息ついたものの、第23節はアウェイで松本に引き分け、第24節・横浜Fマリノス、第25節・FC東京と上位に連敗を喫した。気が付けばJ1参入プレーオフの16位とは勝ち点差が「4」、J2自動降格となる17位とは勝ち点差「7」。優勝争いどころか、今年は大丈夫と思っていた残留争いの真っただ中である。

1/2ページ

最終更新:9/12(木) 12:30
GOAL

こんな記事も読まれています

スポーツナビ サッカー情報

あなたにおすすめの記事