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IBMの影響力拡大の懸念に新提案も ── ハイパーレジャー、技術運営委員会の議長にIBM社員が就任

9/12(木) 13:30配信

CoinDesk Japan

ハイパーレジャー(Hyperledger)の技術運営委員会(TSC)の中で“IBMが影響力を増している”との懸念が広がるなか、新たにIBM社員が議長に選ばれた。

IBMの影響力拡大に懸念

IBMのブロックチェーン&ウェブ・オープン・テクノロジーのシニアテクニカルスタッフ、アルノー・ル・オー(Arnaud Le Hors)氏は、インテルの主席エンジニア、ダン・ミドルトン(Dan Middelton)氏の後を継いで議長に就任する。2019年9月11日、TSCのメーリングリストで明らかになった。

「信頼できる人に議長を任せることができて満足している」とミドルトン氏はメーリングリストに記した。

ミドルトン氏は1年前に、2016年からTSCの議長を務めていたIBMのオープン・テクノロジーの最高技術責任者(CTO)、クリストファー・フェリス(Christopher Ferris)氏の後を継いだ。

昨年、TSCは広く多様性にフォーカスしたワーキンググループ(Diversity, Civility and Inclusion working group)を立ち上げた。だが、企業の多様性にはあまり目を向けていなかったとミドルトン氏はCoinDeskにメールで述べた。

同じ時期、コンソーシアムではプロジェクト間のコラボレーションが盛んになった。例えばハイパーレジャー・アーサ(Hyperledger Ursa)は、ハイパーレジャーのインディ(Indy)、ソウトゥース(Sawtooth)、ファブリック(Fabric)のプロジェクトの開発者たちが共同で開発した。

ハイパーレジャーへの影響力なら、“コードが王様”とミドルトン氏は付け加えた。

「このようなオープンソース・コミュニティにおける真の影響力は、貢献」とミドルトン氏。

「選挙に関する議論や複雑な選挙ルールを作り出すためのすべての努力が、実際の技術開発に向かうことを少し願っている」

IBMからもハイパーレジャーからもコメントを得ることはできなかった。

ハイパーレジャーのTSCは、技術的な問題に重点的に取り組む作業部会の設置、プロジェクトの承認、アップデートのレビューを行う責任を担う。

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最終更新:9/12(木) 13:30
CoinDesk Japan

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