ここから本文です

なぜ太平洋の小さな島国が仮想通貨を発行するのか ── マーシャル諸島がトークン・プレセールへ

9/12(木) 18:44配信

CoinDesk Japan

太平洋の小さな島国マーシャル諸島共和国は、マーシャルソブリン(SOV)と呼ばれる政府発行の仮想通貨のローンチを計画している。CoinDeskのカンファレンス「Invest: Asia」で2019年9月11日(現地時間)、マーシャル諸島共和国が、SOVを来たるべきトークン・プレセールにおいて世に出すことが明らかとなった。

タイムド・リリース・マネタリー・イシュアンス(TRMI)という手法を使い、SOV開発財団(SOV Development Foundation)の新しく立ち上げられたウェブサイト上で、居住地に関わらず誰でもがプレセールに登録ができると、マーシャル諸島共和国のデビッド・ポール(David Paul)大臣は説明した。SOVのプレセールでは、のちに1対1でSOVユニットと交換可能なTRMIユニットをユーザーが購入するが、実際にはまだ「準備中」であることを大臣は強調した。

しかし一旦ローンチされれば、一般の人が実際のSOVを利用可能になるのに18~24カ月、もしくはそれより短い時間しかかからない、とポール大臣は推測する。

「TRMIの直前に十分に吟味され得るので、18~24カ月も必要ないかもしれません」と大臣は述べ、次のように続けた。「すべての準備が事前に行われれば、おそらく6カ月しかかからないでしょう」

大臣によると、今回のプレセール実施の主な理由の一つは、SOV仮想通貨の流動性と市場の関心の程度を把握することにある。

大臣は次の通りに述べた。

「TRMIは(新規コイン公開を行う)形態の一つですが、より責任ある、秩序だった方法です。それがTRMIなのです。流動性をいかに確立するかを考えなければなりません。TRMIを行う際には、商品の需要と市場での(動きを)注視しなければなりません」

ローンチに失敗できないことから、本件は同国政府関係者にとっては尚更に重要な懸念事項である。

「我々にとっては、国の評判と品格がかかっているのです。チャンスは一度しかありません」と大臣は述べた。

1/2ページ

最終更新:9/12(木) 18:45
CoinDesk Japan

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事