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前沢氏「宇宙に行くため辞任、新事業もやりたい」

9/12(木) 21:50配信

読売新聞オンライン

 インターネットの検索サイトや通販サイトなどを運営するヤフーは12日、衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOの株式50・1%を取得し、子会社化すると発表した。ネット通販事業のてこ入れを図り、米アマゾン・ドット・コムや楽天に対抗する。

 ヤフーは10月上旬に株式公開買い付け(TOB)を行ってZOZO株を1株2620円で取得する。買収額は4007億円に上る。

 ZOZOは同日、創業者で筆頭株主の前沢友作社長の退任を発表し、後任社長には沢田宏太郎取締役(48)が就いた。ZOZO株の約36%を持つ前沢氏は、約30%をヤフーに売却する意向だ。ZOZOは東証1部上場を続ける。

 12日に東京都内で記者会見したヤフーの川辺健太郎社長は、「(両社は)利用者の年齢層が異なり、補完効果が望める。国内ネット通販事業でナンバーワンを目指す」と意欲を示した。

 ヤフーは、ゾゾタウンとの連携で、自社で展開するネット通販サイトに若い利用者を取り込む。ソフトバンクと子会社のヤフーが手がけるスマートフォン決済サービス「ペイペイ」のゾゾタウンでの展開も進める。ZOZOは割引サービスや自社ブランドの不振で業績が低迷しており、ヤフー傘下で業績回復を目指す。

 前沢氏も会見し、退任理由について、「(米企業が計画する月旅行への搭乗者として)宇宙にどうしても行きたいと、すっきり辞任となった。新事業もやりたい」と説明した。また、進退についてソフトバンクグループの孫正義会長兼社長に相談した結果、ヤフーによる買収が決まったことも明らかにした。

最終更新:9/13(金) 20:11
読売新聞オンライン

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