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本当はどっちが使いやすい? 人気の「SUV」とかつての定番「セダン」の使い勝手を徹底比較

9/12(木) 11:30配信

くるまのニュース

SUVとセダンはどっちがいいの?

 かつては「家のクルマ」といえばセダンが定番で、スポーツカーやミニバンはもちろん、SUVに乗っている人は少数派でした。

GT-R顔になった新型スカイラインや大人気SUVのRAV4(画像46枚)

 しかし現在では、SUVの魅力的なモデルが数多く登場し、主流だったセダンにとって代わった印象を受けます。

 2018年1月から12月における、軽自動車を除いた販売ランキングでは、上位はハイブリッド車やコンパクトカーが占めていますが、SUVのトップは12位のトヨタ「C-HR(7万6756台)」、セダンのトップは19位のトヨタ「クラウン(5万324台)」となっています(複数のボディタイプを持つ車種は除く)。

 昨今のSUVブームの波に乗り、一度は国内販売を断念したトヨタ「RAV4」やホンダ「CR-V」が復活し、アルファロメオやジャガーなどの高級輸入車メーカーでさえ、SUVをラインナップに加えるなど、数多くのSUVが存在するまでに成長しました。

 では、SUVがセダンに比べて優れている点は、どんなところなのでしょうか。また、セダンの方が有利なところはあるのでしょうか。

 SUVの優位性は、高めの着座位置と最低地上高、頭上に余裕のある室内空間などがあげられます。実際、複数のSUVユーザーにインタビューしたところ、次のようなコメントが寄せられました。

「日本でクルマに乗る場合、大抵のユーザーは悪路を走る必要性は年に数回あるかないかです。ほぼ舗装路を走っているのですが、余裕のある最低地上高がもたらす乗降性の良さが、幅広い層に受け入れられているのではないでしょうか。

 乗り降りする際に腰をかがめる必要が少なく、頭上にも余裕があるので、とくに高齢者がスッと乗り込めるのも良いです」

「余裕がある室内高と高めの着座位置は、周囲への視認性に関して優れたポジションを確保しやすいのがメリットです。結果として、ドライバーの負担を軽減する効果が期待できます。

 渋滞にハマってしまったときなどでも、高いアイポイントで先まで見やすいため、渋滞の状況を把握しやすく、ストレスの軽減にも役立っていると思います」

 高い着座位置による乗降性の良さが、高齢者でも受け入れられやすいのと、アイポイントが高いことでドライバーも運転がしやすく、疲労やストレスの軽減につながっているといいます。

 多くのSUVは、前後のオーバーハング(前後タイヤより外側に伸びている部分)が短めになっており、車両感覚がつかみやすいボディ形状といえます。見切りのいいボディはサイズ以上に取り回しもしやすく、実際のサイズよりコンパクトに感じられます。

 最低地上高が高いSUVでは、アウトドアなイメージを生み出すアクセントになるとともに、急な勾配があっても「アプローチアングル(ボディやバンパーなどのぶつからない角度)」も確保され、坂道はもちろん小さな段差など路面の急な変化があっても、ボディを傷つける心配がないのも魅力です。

 さらに、最近増えているゲリラ豪雨などに対しても、マフラーやボディが水没するのを遅らせることができる可能性が高まります。

 また、本格的なSUVでなくても4WD機構を採用しているモデルが多いので、ぬかるんだ未舗装路などでも走破性を向上させている点においても、「備えあれば憂いなし」の精神を具現化しているといえそうです。

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最終更新:9/12(木) 15:20
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