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栄光の“トリプレーテ”から10年…闘将率いる新生インテルが「刺激的なグループ」に挑む!

9/12(木) 7:50配信

SOCCER KING

 アルフレッド・ノーベルが、それまでの常識を覆す高性能爆薬ダイナマイトを発明したのは、1867年のことだ。ダイナマイトはその後の大戦に使用され、世界を一変させた。

 今季からインテルを率いる闘将アントニオ・コンテはスポーツ運動学の学位も持っているが、ノーベル賞には興味がない。コンテの興味はインテルをどう“爆発”させるか、という一点にのみ向けられている。

「我々は小っちゃな花火で終わってはならない。インテルはダイナマイトになるのだ」

 チャンピオンズリーグ(CL)という戦場に乗り込むインテルは、列強クラブの勢力図を塗り替える可能性を秘めている。

強豪揃いも“験担ぎ派”にとっては良いグループ?

「強豪揃いで刺激的なグループじゃないか」

 グループステージは、バルセロナやドルトムントと同組に入った。イタリア風に言うなら“鉄のグループ”と呼ぶべきタフな組合せだが、「厳しいのはうちにとってだけじゃない、あちらさんにとっても同じだ」とコンテはあくまで不敵だ。

 昨季もグループリーグで同居したバルセロナは、FWアントワーヌ・グリーズマンやMFフレンキー・デヨングらを補強し、今季も大会優勝候補の1つに数えられている。昨季大会得点王の座を取り戻したエースFWリオネル・メッシは健在だが、過去2シーズンでローマとリバプールから喫した大逆転敗退のトラウマは今もあり、付け入る隙はある。

“験担ぎ派”のインテリスタにとっては、ドルトムントは歓迎すべき相手かもしれない。欧州カップ戦での2度の対戦歴を辿ると、インテルはそのいずれのシーズンでも欧州タイトルを獲得しているからだ(※1963-64=旧チャンピオンズカップ、1993-94年=UEFAカップ)。

 残るスラビア・プラハは、12年ぶり2度目の大会出場。プラハからの2勝・勝点6は、決勝トーナメント進出への最低条件になる公算が高い。

 インテルが本拠地サン・シーロに優勝候補バルセロナを迎えるのは12月10日の最終節だが、最終的にスラビア・プラハとの得失点差が明暗を分ける可能性もある。

 昨季、名門インテルは7シーズンぶりに大会へ臨んだ。決勝トーナメント8強の常連だった時代は一昔前の話になり、ベスト16入りとなると2011-12シーズンにまで遡らなくてはならない。

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最終更新:9/12(木) 20:54
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