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<佐賀豪雨>県内宿泊キャンセル1万2000人、観光にも打撃 県、キャンペーンや割引クーポン提供へ

9/12(木) 10:24配信

佐賀新聞

 8月末に佐賀県内を襲った記録的な大雨の影響で、8月28日~9月9日の県内宿泊施設の予約キャンセルが少なくとも約1万2千人に上ったことが11日、県の調べで分かった。県は10日に開会した9月定例県議会に宿泊割引キャンペーンや県内観光情報の発信に向けた関連予算を追加計上しており、観光業への悪影響を緩和したい考えだ。

 県が、県旅館・ホテル生活衛生同業組合に影響を問い合わせて取りまとめた。予約キャンセル数は、佐賀駅前などビジネスホテルが立地する地域が軒並み冠水した佐賀市が約4500人と最も多く、温泉地として多くの宿泊施設がある嬉野市が3千人、武雄市が1500人。唐津市も1千人に上った。

 県は豪雨被害で減少した県内への観光客を早期に回復させようと、9月県議会に関連事業予算3100万円を計上している。11月から来年2月ごろまで1人当たり3千円を割り引く県内への旅行商品の企画、販売を旅行会社に働き掛けたり、宿泊割引クーポンを提供するほか、テレビや雑誌の広告などで県内観光情報を発信する。このほか、既存の予算でも、冬場に予定していたキャンペーンを秋に前倒しする。

 山口祥義知事は「インバウンド(訪日外国人客)が日韓関係(の悪化)で厳しいところに、(大雨被害で)ダブルパンチになった。佐賀県の観光は元気なので、訪れたことがない方にも来てもらえるようキャンペーンを打ちたい」と話す。嬉野温泉観光協会は「自然災害は仕方ないが痛手だった。嬉野に直接的な被害はないので、今まで通り安心して来てほしい」と呼び掛けている。

最終更新:9/12(木) 11:12
佐賀新聞

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