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【愛チャンピオンS】発走時間繰り上げがもたらしたオブライエン師の苦悩

9/12(木) 17:10配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ディアドラが出走するため、海外GⅠ馬券が発売される愛チャンピオンS(レパーズタウン競馬場、芝二千メートル)。当初は15日(日)の午前2時35分発走の予定だったが、「日本の多くのファンにレースを見てもらうために」と競馬場側が配慮したため、0時15分に変更された。

 日本のファンにとってはうれしいことだが、これに不満を漏らしているのが“アイルランドの天才”エイダン・オブライエン調教師だ。いったい、どういうことか。

 同じ日、英国ではGⅠセントレジャー(3歳馬の3冠最終戦)がある。昨年は英セントレジャーをキューガーデンズで制したムーアが、直後にアイルランドに移動して愛チャンピオンSでサクソンウォリアーに騎乗。こちらは②着だった。どちらもオブライエン師の管理馬である。

 ところが、今年は変更のためにレースの時間差はわずか40分。英セントレジャーは14日23時35分発走(日本時間)で、どちらか一方にしか主戦のムーアを乗せられなくなったからだ。

 ムーアが騎乗する可能性が高いのは英セントレジャーのサードラゴネット。今年、英ダービーでコンビを組んだ(⑤着)馬だ。

 そこで気になるのが本題の愛チャンピオンSの方。こちらはオブライエン厩舎が6頭出しの予定で、ジョッキーをどう振り分けるのか。

 最有力馬マジカルはGⅠ1勝でも、昨年のBCターフ、今年のエクリプスS、ヨークシャーオークスと、GⅠでエネイブルの②着が3回もある。

 他にも今年の英ダービー①②着のアンソニーヴァンダイク、マッドムーン、英二千ギニー馬マグナグリーシアなどとにかく役者は豊富だ。

 多頭数出しにより“チーム・オブライエン”を組んで、自分の厩舎のいずれか、おそらくはマジカルに勝たせる流れをつくると思われる。だが、主戦騎手を欠く布陣だ。ここに日本のディアドラを含め、他陣営に付け入る隙があるかもしれない。

最終更新:9/12(木) 17:10
日刊ゲンダイDIGITAL

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