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ルクレールの走りが“合法”なら、自分の走り方を変える……ハミルトン、バトルモードチェンジ?

9/13(金) 8:14配信

motorsport.com 日本版

 F1第14戦イタリアGPは、ホーム戦となるフェラーリのシャルル・ルクレールがルイス・ハミルトン(メルセデス)とのバトルを制し、今季2勝目を挙げた。

【動画】2019年F1第14戦イタリアGP決勝ハイライト

 ハミルトンはレース中盤に、先頭を行くルクレールに激しくプレッシャーをかけてオーバーテイクを試みた。しかしラインは残されておらず、ハミルトンはコースオフを喫しチャンスを逃した。最終的にルクレールにはペナルティは科されなかったが、ハミルトンはレース後に“危険だ”ライバルの走りを批判した。

 レース中の接触を巡るペナルティは第9戦オーストリアGPでも大きく論争を呼んでいた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルクレールが接触のある激しいバトルを繰り広げたが、ペナルティは科されなかった。そのためドライバーらはより積極的なドライビングが許されたと受け取ったのだ。

 イタリアGPを制したルクレールは、その時の経験がハミルトンとバトルにおいて役に立ったと語っている。

 レース後にハミルトンはスチュワードが首尾一貫した裁定を下していないと示唆。ただmotorsport.comが何を問題にしているかを訊くと、彼は“許されることは何なのか”を明確にして欲しいと語った。

「問題があったとは思わない。こういうレースをしてもいいなら、僕もそういう風な走りをするだろう」

 ハミルトンはそう続ける。

「僕らが知っている限り、マシン分の幅を残さないことは許されていない。でも今はそれをする必要は無い」

「それを否定する明確なメッセージを発しない限り、僕らは誰かがそこにいようとも、黒白旗を受けていようともワイドに(スペースを潰して)走ることができる」

「それなら、ライバルを後ろに留めておくのに1度だけが必要なだけだ。それが前を走るための方法として明確となっている限りは大丈夫だ」

「どうバトルに挑むかは分かっている。他のドライバーも同じだ」

 FIAはチームと共に厳しい状況とならずにルールを執行できるよう、今季のインシデントを見直してきた。これにより多くのレーシングインシデントと呼ばれてきた事例が、ペナルティの適用無しで進行できるようになると期待されており、その一助となるのが再び使用するようになった警告を意味する黒白旗だ。

 実際、レース中盤に第2シケイン“ロッジア”でルクレールはブレーキング中に動いたことで、ハミルトンはコースオフを強いられるというシーンがあったが、これにペナルティは出されずに黒白旗が出されることで幕引きとなっている。

 ただハミルトンはそこに“問題は無い”と強調しており、ルクレールの走り方が許容されるなら自身もそういった走り方に切り替えるだろうと話した。

「そのやり方が問題ないなら、それが僕らのレースのやり方だ」

「(ルールでは)幅を残すことになっている。だけど今はそのルールに自信が無いから、そうした場合はどうかは分からない」

「より激しいレースをできるのは良いことだよ。タフなバトルだったけど良いものだった」

Scott Mitchell

最終更新:9/13(金) 8:14
motorsport.com 日本版

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