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エンブラエル、E195-E2納入開始 アズールに初号機

9/13(金) 12:45配信

Aviation Wire

 エンブラエルは現地時間9月12日、次世代リージョナルジェット機「E2」シリーズのうち最大の機体サイズとなるE195-E2の引き渡しを開始した。ローンチオペレーターとなったのはブラジル最大の航空会社アズール・ブラジル航空(AZU/AD)で、初号機(登録記号PR-PJN)はリース会社のエアキャップからのリースで導入した。

 アズールのE195-E2は1クラス136席を設定。ブラジル国内線のほか、国際線にも投入する。アズールはE195-E2を51機導入予定で、年内は初号機のほか5機を受領する見込み。

 E2シリーズは現行のエンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」の後継機で、E195-E2のほかE175-E2とE190-E2の3機種で構成する。

 E195-E2は、このうち最も大きな機体で、メーカー標準座席数は1クラス146席、2クラス120席。現行のE195と比較し、3列増やした。航続距離は4537.4キロ(2450海里)で、833.4キロ(450海里)増加させた。また、エンブラエルの旅客機の中でも最大の大きさとなる。

 E2のエンジンは、三菱航空機が開発を進めているリージョナルジェット機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」と同じく、低燃費と低騒音を特徴とする米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製GTFエンジンを採用。推力の違いにより、E175-E2がPW1700G、E190-E2とE195-E2がPW1900Gを搭載する。

 E195-E2は今年4月に、ANAC(ブラジル民間航空国家機関)とFAA(米国連邦航空局)、EASA(欧州航空安全局)から型式証明を取得。7月には飛行試験機(PR-ZIQ)がアジアツアーの一環で、羽田に飛来した。

 6月30日現在の受注は124機で、このうちアズールは51機を発注。エアキャップは45機発注している。

 E2シリーズのうちE190-E2は、2018年4月に引き渡しを開始。初号機(LN-WEA)をノルウェーの地域航空会社ヴィデロー航空(WIF/WF)に引き渡した。残りのE175-E2は、型式証明を今後取得する見込み。

Yusuke KOHASE

最終更新:9/13(金) 12:45
Aviation Wire

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