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「Pairs婚→公私共にパートナー→離婚」で築いた軽やかで心地いい男女関係

9/13(金) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

日本のカップル文化が、少しずつ変わっていくかもしれない ──。

そんな兆しを感じさせてくれる男女がここにいる。ウェブメディア「LoveTech Media」を運営するあいテクテク代表の長岡武司さん(33)と、婚活コンサルタントとして活躍する澤口珠子さん(41)だ。

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ビジネスパートナーでもある2人は2015年冬に結婚し、2017年に長女が誕生。「この取材の後は娘と一緒に地域のお祭りに行くんだよね」と終始笑顔で会話する横顔を見ていると、まるで絵に描いたような仲良し夫婦。

しかし、この2人、実はもう夫婦を“卒業”している。2019年5月に正式に離婚届を出したというのだ。

2人の出会いは、人気マッチングアプリの「Pairs(ペアーズ)」。2人はたまたま同時期に登録していた。といっても、目的は「仕事のリサーチ」。澤口さんは「マッチングアプリに登録したら、3カ月で何人の男性と会えるのか?」を実験するために、長岡さんも当時働いていた会社でアプリの集客販促について調べるために、それぞれ数社に登録。

「正直、すぐに結婚したいという願望はなかった」(長岡さん)と振り返る。

「3カ月間で会えた104人の男性のうちの1人が彼でした。でも、お互いに結婚に対して本気ではなかったので、彼の恋愛相談に乗ったりしていました(笑)」(澤口さん)

「結婚にガツガツしている女性が多い中で、ドライな彼女がかえって目立ちました。自立した雰囲気で話も面白くて好印象でしたが、華やかな雰囲気にちょっと引け目を感じたし、『コンサルって胡散臭い人も多いしな』とちょっと疑っていたんです」(長岡さん)

気づけば24時間一緒

2人の距離が縮まったきっかけは、澤口さんが主宰する「婚活登山イベント」に長岡さんを誘ったこと。

出会って1カ月後に計画した登山に、たまたま男性の参加メンバーが足らずに声をかけたのだ。

「『事業を拡大したいのに、パソコンが苦手で困っている』と聞いて、下山したその足で家に行ってPC作業を手伝ってあげることに。本当に超アナログ人間なのだと分かって、『これは僕が助けてあげないとな』と。結局、終電を逃して泊まることになったんです」(長岡さん)

その日は深夜までウェブまわりの作業を手伝うだけだったが、澤口さんの仕事仲間にも紹介されるなど、一緒に過ごす時間が増え、澤口さんのメディア取材・講演のマネジメントやブランディングを長岡さんが担い始める。

「気の合うビジネスパートナー」として地方出張も共にし、気づけば24時間一緒に過ごしていた。「自然な流れで、お互いの両親に紹介し合い、半年後には入籍していました」(長岡さん)

一方の澤口さんは、20代後半に専業主婦に憧れた末、結婚を約束した男性から婚約破棄された苦い経験がある。自立した女性を目指し、「結婚するなら、一緒に仕事を発展させてくれる人がいい」と考えていた澤口さんにとって、長岡さんはまさに理想的な相手だった。

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最終更新:9/13(金) 23:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

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