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「脅されてやむを得ず手伝った」 京都・女性遺棄被告の初公判

9/13(金) 18:00配信

京都新聞

 京都府向日市のアパート駐車場で今年6月、粘着テープで巻かれた女性の遺体が見つかり、住人の男や向日市職員ら3人が逮捕された事件で、死体遺棄罪に問われた男(52)の初公判が13日、京都地裁(柴山智裁判官)で開かれた。男は起訴内容を認め、「(住人の男に)脅されてやむを得ず手伝った」と述べた。検察側は懲役1年を求刑し、即日結審した。
 起訴状によると、3人は共謀し、6月4日、アパート1階の住人の男(55)=傷害致死罪などで起訴=方で同居していた大阪市住吉区の女性=当時(43)=の遺体に粘着テープを巻き付けるなどして大型冷凍庫に入れ、5日には、冷凍庫を向日市職員の男(30)=死体遺棄罪で起訴=名義で借りたアパート2階の一室に業者を使って運ばせ、11日まで遺体を隠したとしている。
 検察側は冒頭陳述で、男は兄を通じて住人の男と知り合い、6月1日に住人の男から電話で女性の死亡を知らされたと説明した。
 被告人質問で、男は「事件前から住人の男に暴行されたり『殺す』などと脅されていて怖かった。(女性は)住人の男が死なせたと思った。すぐに警察に通報しなかったことを後悔している。そうすれば向日市職員の男も関わらなかった」と述べた。
 向日市職員の男は生活保護を取り扱う部署の職員で、受給者の住人の男のケースワーカーを務めていた。

最終更新:9/13(金) 18:59
京都新聞

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