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外国人客ウエルカム 但馬地域で多言語翻訳機の導入進む

9/14(土) 7:55配信

産経新聞

 但馬地域の観光施設などで、訪日外国人客(インバウンド)に対応しようと、多言語翻訳機の導入が進んでいる。香美町内の観光協会では今夏、まとめて110台を購入。翻訳機は市販のものだが74カ国語に対応しており、「簡単な操作で外国人と“会話”できる」と早速活用している。

 多言語翻訳機は「ポケトーク」の法人向け用。手のひらサイズで、英語を選んで日本語で話しかけると、画面にその内容が英文で表示されるほか、英語の音声も出るシステム。ほかに東南アジアや欧州、アフリカなどの各言語にも対応し、長文の会話も可能という。

 香美町ではインバウンド対策に力を入れているものの、外国人観光客の受け入れに消極的な旅館、民宿などが多く、「言葉の壁」が大きな問題となっていた。このため、町は「インバウンド対策事業」として6~8月、町内にある香住、村岡、小代の各観光協会の会員を対象に、県の補助などを活用して多言語翻訳機を購入した。

 村岡観光協会では会員用に39台を導入し、うち1台を協会事務所に常備している。協会スタッフは「英会話が苦手で、これまでは外国人の来訪にドキドキしていましたが、これからはウエルカムです」と歓迎。今後は地元の名所で「日本の滝百選」に選ばれている猿尾滝の観光ガイドにも役立てるという。

 但馬では、城崎温泉(豊岡市城崎町)や神鍋高原(同市日高町)も多言語翻訳機の導入には積極的で、観光関係者は「今さらビジネスや観光の英会話を学習するよりも手っ取り早く、楽です」と話した。

最終更新:9/14(土) 7:55
産経新聞

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