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千葉停電、全面復旧に1週間以上か 断水なお2.7万戸

9/13(金) 11:43配信

朝日新聞デジタル

 台風15号の影響で千葉県内で大規模停電が続いていることについて、菅原一秀経済産業相は13日午前の閣議後会見で「おおかた一両日中に復旧するところもあれば、(全面復旧が)あと1週間、若干上回る(場所がある)」と述べ、停電がさらに長期化する可能性に言及した。

 東京電力パワーグリッドによると、県内の停電は13日午前10時すぎの時点で約19万8600戸で続いている。東電は10日の段階で11日中に全面復旧させる見通しを示していたが、復旧作業は大幅に遅れており、全面復旧にはさらに1週間以上かかる見通しになった。週明けの段階でも数万戸で停電が続くとの見方もある。同社は午後に復旧の見通しについて発表する。

 安倍晋三首相は13日の閣僚懇談会で、停電の全面復旧に全力をあげるよう指示した。菅義偉官房長官によると、全省庁一体となって住民の生活支援に万全を期すことや、現場主義を徹底し、災害応急対策を続けるよう指示があったという。

 経産省は13日、停電被害対策本部を設置した。復旧作業には12日までに東電など約1万1千人があたっているが、さらに5千人増やすという。

 復旧作業はとりわけ県南部を中心に難航しており、館山、南房総、市原、鴨川、君津、富津の6市では停電がそれぞれ1万戸を超えている。

 加藤勝信厚生労働相は13日の閣議後会見で、県内で停電中の医療機関は14カ所、福祉施設は121カ所あると発表した。自家発電設備がないなどで、77カ所に電源車を配置する必要があるとしている。

 県によると、13日午前7時時点で約2万7千戸が断水している。電気が復旧した地域では、水道の使用量の急増に伴って新たな断水も起きており、前日朝より約4千戸増えた。

 浄水場から来た水を一時的にためる配水池で、水位が急激に減少して水圧が下がったため家庭に水が届かなくなっているとみられる。県は「停電が解消した直後も節水に協力してほしい」と呼びかけている。

朝日新聞社

最終更新:9/13(金) 14:00
朝日新聞デジタル

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