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羽の美しさが人気 ミヤマカラスアゲハが圧勝 六甲山のチョウ「総選挙」

9/13(金) 16:34配信

毎日新聞

 今夏、兵庫県立六甲山ビジターセンター(神戸市灘区六甲山町)で登山者や行楽客に投票を呼び掛けた「みんなでえらぶ! 六甲山のチョウ大好き・総選挙」の集計結果がまとまり、ミヤマカラスアゲハが大差で1位に輝いた。色合いが微妙に変化する羽の美しさが人気を集めたとみられる。

 県神戸県民センターが主催、自然体験活動支援グループ「シニア種まき隊」代表の橋本敏明さん(68)=神戸市長田区=が企画した。夏休み期間中の約1カ月間、六甲山系に生息する80種類以上のチョウの標本を六甲山ビジターセンターに展示。そのうち、オオムラサキ、アサギマダラなど特色ある12種類をノミネート。来場者らに「一番好きなチョウ」に2点、「次に好き」に1点のシールを貼ってもらった。

 約870人が投票し、1位はミヤマカラスアゲハ(629点)だった。2位はアオスジアゲハ(303点)、3位オオムラサキ(301点)で、ナミアゲハ、ミドリシジミと続いた。

 ミヤマカラスアゲハは山地などにすみ、羽を広げると約10センチあり、美しいことで知られる。「光の反射でりん粉が青、青緑、黒と微妙な色合いの変化を見せる。私自身も一番好き」と橋本さん。それでも事前の「票読み」では、国蝶(こくちょう)に指定され、知名度も高いオオムラサキが1位になると予想していたが、票は思うほど伸びなかった。

 橋本さんは「六甲の山々やあいな里山公園など、身近な自然の中で美しいチョウとの出合いを楽しんでほしい」と話している。長田区に新設された新長田合同庁舎へ今月に移転する「県立神戸生活創造センター」で10月27日、チョウの記念イベントを開催する。ミヤマカラスアゲハについても紹介する予定。【木田智佳子】

最終更新:9/13(金) 16:34
毎日新聞

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