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千葉の大規模停電、13日午後10時で17万戸 全面復旧に2週間

9/13(金) 21:34配信

毎日新聞

 台風15号による千葉県を中心とした大規模停電で、台風通過から5日目となった13日午後10時時点で、約17万600戸で停電が続いた。東京電力パワーグリッドは同日夜、全面復旧には今後3日から2週間程度かかるとの見通しを明らかにした。記者会見した金子禎則社長は「広範囲、長時間にわたる停電で多くの人に迷惑をかけ、心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 13日午後10時時点で、停電戸数が多いのは、南房総市1万7600戸▽館山市1万5300戸▽千葉市1万4800戸▽市原市1万4000戸――など。

 同社は、成田市など県北部を中心に19市区町で今後3日以内▽山武市など18市町村では1週間以内▽南部の館山、南房総、鴨川の各市、鋸南(きょなん)町では2週間以内――と3段階に分けて、順次復旧を目指す方針を示した。

 復旧が遅れる理由として、多くの配電線が損傷したことや、経験したことのない規模の倒木で伐採や修復に時間がかかっていることを挙げ、塩川和幸技監は「当初は過小な想定をしてしまった」と説明した。

 経済産業省によると、千葉県内で電柱の倒壊、損傷は約2000本と推測される。特に館山市では8割が倒壊している地区もあるという。

 県によると、県内2万9147戸で断水が続いている。木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市計1万6930戸、南房総市6800戸、多古町4080戸など。

 また、県は13日、君津市にある停電中の特別養護老人ホーム「夢の郷」で、入所者の女性(82)が11日に高熱など熱中症とみられる症状で救急搬送され、12日朝に死亡したと発表した。今回の停電に伴う熱中症とみられる死者は3人目。【安達恒太郎、鈴木理之、町野幸】

最終更新:9/14(土) 0:09
毎日新聞

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