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講談界の俊英・神田松之丞が語る、“起爆剤”ラジオへの思い「このスタイルはずっと維持できない」

9/13(金) 6:30配信

オリコン

 「最近は番組スタッフにおすすめされて、みちょぱ(池田美優)さんのラジオを聞きました(笑)。彼女も忙しくて1日に仕事6本とかあって、自分がメインじゃなくてただ聞いているだけの仕事もあり、きついだろうなっていうのがナチュラルに嫌味ではなく伝わってきて。悩み相談にも答えているんですけど、全部自然体ですごく楽しいんですよ。年上の人のラジオの感じは大体わかるので、新しい人や若い人のラジオのほうが楽しいですね。単発でしたが、弘中綾香さんの『オールナイトニッポン』を聴いた時も、すごいラジオの才能で、ただラジオ運転が荒くて、無免許で運転しているような感じもあり(笑)、その暴走も面白いなぁと。単発ではなく毎週聴きたいですね。疲れすぎている時は逆に『夏木ゆたかのホッと歌謡曲』(ラジオ日本)とかも聞いたり(笑)。演歌が沁みる世代になってきたから、意外と癒やされるんですよ」

 リスナーとしてさまざまなラジオを楽しんでいるが、最近、パーソナリティーとして嫉妬を覚えた番組があったという。「ニッポン放送の『ラジオ人生相談』で、ドリアン助川さんがEDで悩んでいる人の相談に乗ったんですが、それは嫉妬しましたよ。なぜ俺じゃないのか、と…」。学生時代に松之丞がEDで悩んでいたのは、『問わず語り~』では幾度となく紹介され、テレビでも披露されていることから、今や有名な話。「ウチの番組でもメールを募集しているんですから、こっちに送ってほしかった。なんだったら、EDの専門家として自分がニッポン放送に行ってもいいです(笑)」。

 ラジオ好きとあって「自分もいつかはラジオ番組を、という思いがありましたね。ディレクターの戸波さんに拾っていただいて、いろんな方の尽力で続けてこられました。いつ打ち切られてもおかしくない段階から、おかげさまで最近はradikoの数字などの状況が良くなってきて、多少は支持されているのかな」と、謙そんしながらも喜びをにじませる松之丞。番組の好調を感じる一方、「賞味期限もあるので、このスタイルはずっと維持できない。どこかでギアを変えていかなきゃいけない。こういう番組を求めている人がいるのもわかりますけど、僕の下の世代の人がやることなのかな」と複雑な気持ちもあるようだ。変えるタイミングは、40歳になった時か、来年2月には真打に昇進し、40年以上空席となっている神田派の大名跡・六代目神田伯山(はくざん)を襲名する時か。

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最終更新:9/14(土) 6:25
オリコン

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