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ファーストガンダムのラストを「妄想改変」、ガンプラはモデラーの発想を許容する“懐の深さ”が魅力

9/13(金) 7:00配信

オリコン

 国産プラモデルが誕生してから60余年。これまでプラモシーンをけん引してきた「ガンプラ」の中でも、ジオラマというジャンルはモデラーたちの“自由な発想”を具現化する舞台として愛されている。今回紹介するモデラーは、ファーストガンダムのアナザーストーリーを妄想したSOWA氏(@akiaki19815656)。“閃き”を重視するというジオラマ制作の極意を聞いた。

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■今までにない“閃き”があると、モデラーとして喜びを感じる

――SOWAさんがガンプラの魅力に目覚めた理由は?

【SOWA】カスタムの自由度と、空想世界での制作発想が私に合うので、ガンプラに魅了されました。基本、脳内で想像を膨らませていて、ソレを形にするわけですが、結局のところアレやコレやで全く違う形に完成してしまうことも多いです。そんな風に“結果オーライ”で完成しちゃうのも、ガンプラの魅了ポイントかと思います(笑)。

――ガンプラ制作をするなかで、一番の「壁」は何でしたか?

【SOWA】未だに課題となっている所ですが、色のベースとなる下地色が私なりのこだわりで有り「壁」になっています。それは、下地色で全ての見た目のバランスが決まってしまうと思うからです。特にシリコンバリアー塗装という方法や独自方法の捲り塗装など、塗装で作品を仕上げることが多いため、常に下地色にはこだわりを持っています。

――その「壁」はどうやって突破したのでしょうか。

【SOWA】ガンプラ以外にも、様々な模型に陰影やグラデーション、下から捲れる錆び表現などを繰り返しながら行い、今現在の技法になりました。とはいえ、まだまだ発展途上で突破口が見えていません(苦笑)。

――プラモ制作に苦しむ一方で、SOWAさんがガンプラ制作でカタルシスを感じる瞬間というのは?

【SOWA】そうですね、キット単体では表せない表現力をジオラマにして、周りの情報量を増やす事で、人とは違う模型が出来上がっていく過程が、カタルシスを感じる瞬間です。

――それでは、これまでに制作した中で、最も好きなジオラマはなんでしょうか。

【SOWA】アニメ『装甲騎兵ボトムズ』に登場するスコープドックです。この作品に関しては、自分がやりたい事を全て詰め込めて、ウドの街(『ボトムズ』に登場する架空の街)を自分なりに再現できたと自負しています。

――ジオラマのシチュエーションなど、どんな時に発想が浮かびますか?

【SOWA】実は、ほとんどがノープランで制作が始まり、発想よりも“閃き”で組み立て、製作しながらシチュエーションを考える事が多いです(笑)。なので、今までにない“閃き”があると、モデラーとして喜びを感じます。

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最終更新:9/14(土) 23:25
オリコン

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