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本日登板 ロッテ・ボルシンガーのメジャー時代の投球を分析!

9/13(金) 17:40配信

Baseball Geeks

本日登板のロッテの外国人投手ボルシンガー。2018年度成績は13勝を挙げ、活躍を見せていた。
今回は、2017年のメジャーリーグでのデータを分析し、ボルシンガーの投球の特徴を明らかにしていきたい。

伸びるカットボールのような速球

ボルシンガーの1つ目の武器は、4シームの球質だ。ボール変化量をみてみよう(図)。
4シームはメジャーリーグ平均と比べて非常にシュート成分が少ない球質であることがわかる。4シームは「まっすぐ」のイメージが強いが、9割を超える投手の4シームがシュートしている。

ボルシンガーの4シームはシュート成分が少なく、一部のボールはスライドまでしている非常に珍しいボールなのだ。平均的な4シームに慣れたバッターから見るとまるで浮き上がるカットボールのように見えるボールで、打ち崩すのが非常に難しいボールだろう。

高速なナックルカーブでゴロ量産

次に各球種の球速と投球割合をみていく。最大の特徴はナックルカーブの投球割合の高さだ。ナックルカーブは4シームに次ぐ投球割合で、ボルシンガーの投球の中心であった(表)。
ボルシンガーのナックルカーブの特徴は球速だ。最も速い球種との球速比をみた球速(%)では、メジャーリーグ平均を大きく上回る89%と超高速なカーブなのだ。


昨今、メジャーリーグではナックルカーブのような高速なカーブがブームとなっている。元々カーブは打者に向かってくるボールの入射角が大きい。打球の速度を最大限に高めるためには、落下して向かってくるボールに直衝突する角度でスイングする必要がある。つまりカーブに対してはよりスイングの角度を大きく(アッパー気味に)しなければ鋭い打球は打てない。

また、打撃するポイントは捕手側になるほどスイングの角度が小さく(ダウン気味に)なりやすい。高速なカーブに対しては打球の速度を高めることも角度をつける事も難しいのだ。

ナックルカーブの使い手自体、日本では少ない上に、カーブの平均球速は恐らくメジャーよりも日本の方が遅い。つまり、ボルシンガーのナックルカーブは打者にとって非常に珍しいボールに違いない。
積極的にフライ打球を打とうとするメジャーリーガーですら空振りやゴロを量産しているボールだ。メジャーリーガーと比べて、スイングの角度が小さいであろう日本の打者がゴロを量産するのもうなずけるだろう。

パ・リーグ首位争いのカギとなるか

ここまでボルシンガーの特徴をデータから探ってきた。4シーム、ナックルカーブともに非常に特異な武器で、これまでの活躍もうなずけるデータといえるだろう。
今夜のボルシンガーの活躍にも注目したい。

最終更新:9/13(金) 17:40
Baseball Geeks

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