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12年間で7回、4種類の選挙に挑戦した女性。(吉羽美華 寝屋川市議会議員へのインタビュー・聞き手:池田麻里)

9/13(金) 17:30配信

選挙ドットコム

池田
衆議院選挙の後、東京24区に残らなかったのは何か理由があって?

吉羽氏
あの時、希望の党はしっかりと総支部長認定もしなかったし、特に東京に関しては立憲民主党と話し合いしてください、とお願いしても無視。希望の党は政党としての機能が無かった。私もこれまで色々な政党を見てきて、これでは厳しいなというのが結論でしたね。


池田
政党本部が機能してなかったんだねぇ。

吉羽氏
そうですね。希望の党としては党本部自体も無かったようなもの。
その後、代表が玉木雄一郎さんに変わって。政権交代ができる政党になる希望は見いだせなかった。というのが本音。実際にあれから2年が経とうとしていますけど、世論調査の数字にも現れている通り、希望の党がスライドして出来た国民民主党は厳しい状況なので、冷静に自分の力で出来る範囲で仕事をする(自治体議員に戻る)という選択をして、私は正解だったなと思っている。

女性は得?それとも、損?――「妊婦に投票するのは税金の無駄だ」と言われ。

池田
これまで7回の選挙に挑戦している訳だけど、女性であるということで、得をしたなという経験はありますか?

吉羽氏
得をしたなという部分はほとんどない。
女性だから票が集まると思う人は多いけれど、実際にはボーッとしていても票は集まらない。
私自身も、2007年の1回目の選挙では、誰よりも一軒一軒ご挨拶回りもしたし、駅での街頭演説にも立った。当選し、現職議員になった時も、誰よりも市政報告を配ったし。毎日ジョギングをするかのように。華やかそうに見えて結構地味なことを積み重ねてきたという自負がある。
逆に、女性だから票が入りにくいところをどうやってカバーするかって考えていたかな。特に若かったし。政治の世界では今でも「お前みたいな若いやつに」と言われる。若いから頼りないというのも払拭したい。
それに、どの選挙のときでも「女なんかに政治を任せていられるか」とか「女性の政治家なんて信用できない」とか、そういう言葉を沢山言われるから、女性であることはマイナスにしか感じていないかな。特に、今回の寝屋川市議会議員選挙は妊娠中だったので、選挙中に「妊娠しているやつに票を入れるのは最初から税金の無駄だ」と結構言われたんです。「当選したらいきなり産休とるんじゃないか、育休とるんじゃないか」とも言われましたね。

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最終更新:9/13(金) 17:30
選挙ドットコム

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