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『ナムい』言葉を寺から発信!お釈迦様もビックリ!?攻める「寺の標語」

9/13(金) 15:52配信

MBSニュース

寺院の前にある掲示板や壁に掲げられている「標語」。今年8月、福岡県北九州市の永明寺の住職が、『衆生は不安よな。阿弥陀動きます。』という標語の画像をツイッターに投稿したことでも話題になりました。この標語は、吉本興業をめぐる騒動の際にダウンタウンの松本人志さんが「後輩芸人達は不安よな。松本動きます。」とツイートしたのをもじったもの。「衆生(しゅじょう)」は仏教用語で生きとし生けるものを意味します。ありがたいけどクスッと笑える「お寺の標語」を届ける住職らの思いとは?

寺の前がざわざわ…

京都市下京区にある浄土宗「龍岸寺」。400年以上の歴史を誇る寺だが、最近、寺の入口が何やら“騒がしい”という。取材中にもスマートフォンのカメラで撮影している人が…。近くを歩いていた人に聞いてみると?

「斬新だなと。逆に今風かなという。」(女性)
「なんか攻めてるお寺だなと。」(女性)

『攻めてるお寺』…まさか、戦国武将でもかくまっているのか!?

「あまりにも面白かったので。“ヘンなこと”書いてあったから。」(男性)
「カタカナやったんで、お寺やのに今どきやなと。」(男性)

『ヘンなこと』『カタカナ』…そう、集まった人たちのお目当ては、寺の前に掲げられた『標語』だ。
          
【これまで龍岸寺に掲げられた標語】
『阿弥陀さま すべての人をフォロー中 南無阿弥陀佛でフォローバック!!』
『盂蘭盆会(うらぼんえ) ご先祖さまがオンライン』

きっかけはポケモンGO Twitterに投稿で思わぬ反響

毎月変わるこの標語を考えているのが、京都大学出身で第二十四世住職の池口龍法さん、39歳。池口さんは、阿弥陀様が臨終を迎えた人を迎えにくる様子を描いた「阿弥陀三尊来迎図」の世界観を、“ドローンに仏様を載せて飛ばす”ことで表現するなど、今、SNSの世界で注目を集める若き住職だ。

そもそも寺の標語は、短い言葉で仏の教えを説くのが目的で、経典からの引用や著名人の名言を紹介するスタイルは昔からあった。しかし、3年前…

「『ポケモンGO』が流行った時に、寺が『ポケストップ』になっていた。お寺であることに気づかずにスマホの画面を操作している人がいて。」(龍岸寺 池口龍法住職)

社会現象となったポケモンGO。龍岸寺は知らない内に、ゲームに必要な道具を入手できるポケストップになっていたのだ。

「京都水族館に向かって歩いてくるその道中で、ポケモンGOをしている人がポケストップどこかなとスマホを見て、ここかと言って操作している。アイテム集めたい気持ちもわかるんですけど、できれば一礼ぐらいしてからスマホを触るくらいの心の余裕を持って生きてほしいなと。」(龍岸寺 池口龍法住職)

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最終更新:9/20(金) 15:50
MBSニュース

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