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映画『3人の信長』で、かつてない織田信長像を三者三様で体現! TAKAHIRO×市原隼人×岡田義徳

9/13(金) 8:00配信

TOKYO HEADLINE WEB

「我こそが信長」と主張する3人の信長と、主を討たれ復讐心に燃える元今川軍の侍たち。はたして本物の信長は誰だ!? かつてないユニークな設定で、織田信長のミステリアスな人物像に迫る時代劇エンターテインメント。三者三様の信長像を体現した3人の信長トークが熱い!

市原隼人、父への思いを語る「障がいのある人が白い目で見られるとしたら、それは社会が間違っている」

“同じ人物”を演じただけあって、すっかりうちとけあっている3人。

TAKAHIRO「初顔合わせは最初の本読みの日でした。あれよあれよという間に親密になっていきました。最初の演者挨拶のとき、隼人くんが“仲良しこよしをやるのではなく、緊張感をもって撮影に臨みたい”と言ってくれて、現場がいい意味で引き締まったのをよく覚えています」

市原隼人(以下:市原)「僕は、そういうとき役者になり切れないんです。いまだにこの世界に対する憧れがあって。あの日も内心“あっ、TAKAHIROさんだ!”って思っていました(笑)」

岡田義徳(以下:岡田)「僕もそういうところがある(笑)」

TAKAHIRO「いやいや、こちらこそです(笑)」

市原「芝居でも音楽でも、そういう世界で自分なりに戦って陣地を勝ち取って、やり続けている人は僕にとってヒーローなんです。TAKAHIROくんは、第一印象から気持ちの良い方だなと思いました。話していても嘘が無いし、何でもストレートに話してくれる。丁寧に言葉を選びながら真摯に挨拶してくださる姿を見て、最初から安心感というか信頼を抱きました。岡田さんとは16年くらい前に一度、ご一緒させていただいて、こうしてまた違う作品でご一緒させていただけるのも役者の醍醐味だな、と思いうれしかったです。お2人のおかげで現場ではすごく安心感がありました」

TAKAHIRO「実は衣装合わせの日に一度、隼人くんの車と僕の乗った車がすれ違ったんです。僕の車がちょっと隼人くんの車を邪魔してしまっていて、隼人くんにバックしてもらって…すみません!って思いながら隠れていました(笑)。太い腕で豪快にハンドルをさばくその姿が迫力満点で(笑)」

岡田「あと、高嶋政宏さんのヒゲにもびっくりしました(笑)」

TAKAHIRO「初顔合わせの日にはすっかり(3人を捕えた今川軍の武将の)蒲原の風貌が出来上がっていましたよね。しかも自前のヒゲ。現場ではいつも携帯扇風機を持ってヒゲにあてていらっしゃって(笑)」

岡田「ヒゲに熱がこもるからでしょうね(笑)」

 劇中では、TAKAHIROが“うわさ通りのキレ者で、かぶき物の信長”甲を、市原が“うわさ通りの貫禄はあるが、ときどき天然な信長”乙を、岡田が“うわさ通りのうつけ者だが、まったく読めない信長” 丙を演じ、それぞれの個性を生かした信長像を体現。

TAKAHIRO「隼人くんはもう、いい意味でそのまま。まさに人の上に立つ“漢(おとこ)”。信長・乙は芯の通ったまっすぐな人物で、隼人くんとリンクするところがすごくある。日ごろの隼人くんのほうが濃いかも(笑)。岡田さんは面白くて頭がいい方。現場でも周りを見てバランスをとって、居心地の良い空気を作ってくださっていました。信長・丙の、心理戦に長けていて1番頭の切れるところはぴったりだと思います」

市原「僕もTAKAHIROくんはまさに信長・甲のようだと思いました。キレ者でかぶき者、自然と自分のペースに周囲を巻き込んでいく。TAKAHIROくん本人も華があって、自然と近くに寄りたくなるんです。現場でも、細かいことは自分の中に収めつつ現場を進めていってくれて。岡田さんも信長・丙のように読めないところがあるというか、人と違う感性で物事を見ているような、それがまた芝居においても独特な芸術を生んでいる気がします。丙の独特な空気感は、岡田さんとよく似ていると思います」

岡田「僕もTAKAHIROくんと今回ご一緒させていただいて、リーダー感というか人をまとめる力を持っている人だなと思いました。隼人の言ったとおり、近づきたくなる魅力があって、その中にもキュートな部分も見え隠れする。そこが甲の持つ愛すべき信長像になっていると思います。隼人は、普段から常に最前線に立ってくれる人。まず俺が行きます、と言ってくれて他の皆を守ってくれる。本当に役柄にぴったりで、まっすぐて気持ちがいい、男から見てもかっこいい人なんですよ」

 劇中、捕えられた甲、乙、丙が“自らが信長だ”と主張し合う3人のコミカルなやりとりも息ぴったり。

TAKAHIRO「撮影は、ほぼ島根県のオープンセットで行われ、宿泊場所も同じなので合宿のようでした。おかげでコミュニケーションもしっかりとることができた。3人のキャラクターの特性を生かしつつ、出るところは出る、引くところは引くという芝居をチームワークで作っていくことができたと思います。キャスト同士だけでなく、渡辺監督とも1シーンずつしっかり話し合いながら進めていくことができたので、迷いや手探りすることなく安心して演技をすることができました」

市原「僕はいつも、とくに時代劇のときにはしっかり調べて臨むのですが、信長は既存の概念をすべて壊すような人なので、その信長の既存のイメージを崩してみたいという思いで僕も現場に入りました。ただ今回は、お2人との連携も重要だったので、常にアンテナを2人に向け、どんな表情をしているか、どこを見て何を感じてどんなリアクションをしているかを把握しつつ、その上で違う方向を目指してみたり、寄り添ってみたり。僕は完全にお2人を信頼させていただいていたので、駆け引きのような芝居がすごく面白かったです」

TAKAHIRO「お互いの顔を正面から見て芝居ができるわけではなかったので、難しかったんですよね。それでも互いの呼吸や場の空気を読むことができたのは日ごろのコミュニケーションがあったからこそだったと思います。またそのリアルな緊張感が、会話劇ならではの心地よいテンポの良さにつながったようにも思います」

岡田「コメディーって緊張感が大事なんですよね。緻密な計算と緊張感を積み重ねていかないと、その先に笑いって生まれない。緊張感を持つことで見ている人は緩和されるという状態を作らないといけない。それを、みんなが自然にやっていたと思います」
TAKAHIRO「撮影は本当に楽しかったです。楽しすぎて笑いを堪え切れず“早くカットをかけてくれ!”と思わずにいられない場面もありました(笑)」

市原「また同じメンバーで、違うシリーズをやっても面白いんじゃないかというくらい楽しかった」

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最終更新:9/13(金) 8:00
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