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煽り運転が発生する原因はあなたにもあった!?

9/13(金) 14:20配信

MOTA

煽り運転に遭わないように運転することが大切

2017年6月に発生した東名高速道路での痛ましい事件をきっかけとして、改めて危険性が注目されるようになった煽り(あおり)運転。

■追い越し車線に居座るクルマはこんなにいる!? 画像で見る

しかし、その後も煽り運転をきっかけとする事件や事故は後を絶たず、高速道路上に無理やり停車させられた上、運転手が殴打されるという事件も記憶に新しい。

煽り運転をどうしたらなくすことができるのかについて、連日のようにさまざまなメディアで取り上げられているが、まず問題になるのが加害者側(煽った側)についてばかり。確かに、煽った側に非があるのは間違いないことだが、自分自身が煽り運転の被害に遭わないようにすることも大切だ。煽り運転の被害に遭わないためには、どういった運転を心がければ良いのだろうか。

煽り運転を助長しかねない“追い越し車線の居座り”

どんな状況であっても、煽り運転は絶対に行ってはならないが、煽られる原因としてよく取り上げられるのが、追い越し車線への居座りだ。高速道路には、走行車線と追い越し車線という2つの通行帯が存在し、追い越し車線は読んで字のごとく、先行車を追い越すための車線である。

つまり、追い越し以外の目的で走行してはならないわけで、追い越しが完了しているにも関わらず、追い越し車線を走行し続けることは認められていない。そして不必要に追い越し車線を走行し続けることは、「通行帯違反」に該当し、反則金6,000円、違反点数1点となる。

どのくらいの距離を走行し続けると違反になるのかについては、明確な距離が示されているわけではないが、一般的には2km以上で検挙されることが多いようだ。ただしこれはあくまでも、これまでの傾向というだけであって、明らかに追い越しが完了しているのにも関わらず、追い越し車線を走行し続けていれば交通違反になる、ということを忘れてはいけない。

追いつかれたクルマには譲る義務がある

もう一つ覚えていていただきたいのが、追いつかれたクルマには、道を譲る義務があるということだ。これは道路交通法27条に定められており、もしも故意に道を譲らなかった場合には、「追い付かれた車両の義務違反」となり、違反点数は1点となる。

ただ、実際に「追い付かれた車両の義務違反」で検挙されることはほとんどなく、あくまで円滑な流れを維持するための“マナー的なルール”と言えるだろう。

とは言え、「法定速度で走っているから譲る必要がない」という理屈は成り立たない。なぜならば、道路交通法の基本理念は、「交通の安全と円滑な流れ」を守ることであるからだ。

もしも、「法定速度を守らないことが絶対悪」であるならば、法定速度を1キロでもオーバーすれば速度違反として検挙されるはず。しかし、速度取り締まりの実情はと言うと、おおむね15キロオーバー(高速道路では20キロオーバー)で検挙される傾向にあり、わずかな速度超過は検挙されない。つまり、制限速度がすべてではなく、円滑な流れを維持することも重要である。また車載の速度計には1台ごとの誤差も少なからず生じる。このあたりも考慮したうえで、多少の速度超過は、ある意味許容範囲と捉えなければならない。

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最終更新:9/13(金) 14:20
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