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映画『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャン、アジア人女性脚本家のギャラ格差問題に発言

9/13(金) 21:11配信

ELLE ONLINE

出演者が全員アジア系俳優であることが注目を集めた映画『クレイジー・リッチ!』。マイノリティ俳優の映画はヒットしないと言われていたのに公開されたら世界中で大ヒット、映画史に残る快挙だと報じられた。早速続編の製作が決定、1作目の脚本を執筆したマレーシア人の女性脚本家アデル・リムとアメリカ人の男性脚本家ピーター・チアレッリの続投が決まった。でもここでギャラ格差が発覚! リムによると製作会社がリムに提示したギャラがチアレッリよりも「はるかに少ないことがわかった。製作会社が私の貢献をこのように見ているのだということが感じ取れた」。不満を示したリムは仕事を降りると発表した。報道によるとリムに提示されたギャラは10万ドル(約1,000万円)、チアレッリは80万ドル(約8,600万円)から100万ドル(約1億円)だった。1作目にも格差があったと推測されている。

これに対して『クレイジー・リッチ!』で準主役を演じていたジェンマ・チャンが意見を表明している。「私は平等な報酬のために戦う全ての人の味方であり、アデル・リムを完全に支持する」「報酬の不均衡は女性、そして白人以外の人々に大きな影響を及ぼす。そして平等までの道のりは、話し合いの中でもそれをどのように正すかという点でもまだまだ長い。私たちは今よりもより有効な行動をもっと迅速に取れるし、取らなくてはなりません」。

リムの抗議を支持しているのはジェンマだけではない。監督のジョン・M・チュウもTwitterで声明を発表。「私たちの業界で啓蒙を続けていくためには女性と有色人種の報酬を平等にすることが極めて重要だという、リムの意見に同意する」とコメントしている。

多様な人種の受け入れを主張するセレブが増えているハリウッド。この作品のヒットも観客が多様性を求めている証だとポジティブに報じられていた。それなのにその製作で人種格差が出ていたとは残念。続編の制作が暗礁に乗り上げないことを祈りつつ、ジェンマやチュウ監督の発言でリムに対する報酬が変わるのか続報にも注目したい。
(text : Yoko Nagasaka)

最終更新:9/13(金) 21:11
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