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“セルフプレー”全盛時代だからこそもう一度考えたい。僕らが安価でラウンドできる理由

9/13(金) 18:31配信

みんなのゴルフダイジェスト

ハウスキャディさんを帯同しない代わりに安価で回れる“セルフプレー”を導入するコースが増えてきた。キャディさんがいないということは、コース保全のためのお仕事も“セルフ”でこなさなければならない、という事実を見落としているゴルファーは意外と多い。ベストシーズンがすぐそこまで迫っている今だからこそ、キャディさんのお仕事、セルフプレーに伴う責任について改めて考えておこう。

キャディさんの仕事を自分でやるからこその“セルフプレー”

キャディなしのいわゆるセルフプレーは、平成後期からスタンダード化した安価に、気軽にラウンドが楽しめる嬉しいシステムだ。“セルフ”、つまりプレーに関わる全てを自分自身でやることによって人件費を削り、プレー代を下げるのである。

クラブの出し入れやボール拭き、コース説明、距離、傾斜のアドバイスなど、キャディさんがいれば受けられる“サービスを受けない代わりに安くなる”と考えているゴルファーも多いはずだが、“セルフプレー”とはもっと責任が重たいものなのではないかと、個人的には考えている。

それは、通常キャディさんがラウンド中にどんな業務をしているのかを改めて考えてみればよくわかる。整理してみよう。

《キャディさんの仕事 第1群》
・コース説明
・残り距離のアドバイス
・グリーン傾斜のアドバイス
・クラブの受け渡し、管理
・使用したクラブ、ボールの掃除

これだけだろうか? 実はこれよりも重要な業務がある。

《キャディさんの仕事 第2群》
・前後組に迷惑をかけないプレーの進行管理
・プレー中の安全管理
・ディボット跡への目土
・グリーン上、ピッチマークの修復
・使用したバンカーの修復

などである。

最初に書いた第1群は、ゴルファー自身が受けるまさにサービスのようなもので、人によっては“無くても困らない”ものであるかもしれない。しかし、後述した第2群は別である。なぜならそれは、自分以外のプレーヤーのため、そして美しいゴルフコースを保全するために行う必須事項であるからだ。キャディがいないからやらなくていいというものではなく、逆に、キャディがいないからこそ、自分たちでしっかりやらなくてはならないものなのだ。

“セルフプレー”という言葉には、どこかカジュアルで、敷居が低く、お気楽なイメージが漂っているが、実際はプレーヤーの成熟度が試される“レベルの高い”、大人のプレースタイルである。

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最終更新:9/13(金) 18:31
みんなのゴルフダイジェスト

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