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夫より15年遅れて年金生活「年の差夫婦の老後資金問題」

9/13(金) 18:31配信

MONEY PLUS

【FPの回答】

横山: ご相談ありがとうございます。年の差のあるご夫婦は、老後資金も2段階で考えておくべきですね。しっかり老後について考えているように感じますが、さらに改善できる部分があるのかを検討してみましょう。

夫が年金をもらい始めてからがカギ

家計はよく管理できていると思います。共働きの場合、一人分の収入以上を使って暮らしがちですが、一人分の収入の中で収めている点はお見事です。老後の生活資金についてもしっかり意識している点は素晴らしいと思います。

相談者さんご夫婦のように年の差があるご夫婦は、老後生活に入るまでの生活の変化が2段階あると思います。相談者さんの収入がしっかりとあるので、夫の老後は妻の収入である程度カバーできるという点がメリットとなり、ご主人が定年後働くかどうかを迷ってしまうことになっているのでしょう。先に年を取るほうは、安心ですよね。ですが、あとから年を取る方は、徐々に収入が減ってしまうことがわかるので、不安が大きいものです。老後資金の大半は妻の生活を維持するために準備すると考えてもよいかもしれませんね。

ご主人がもし、「定年後は働かない」とするのであれば、毎月少額の補てんが必要です。貯金は目減りしますが、退職金も合わせると2000万円以上となりますので、ある程度は減っても大丈夫だと思います。あとは、ご主人が年金をもらい始めたら、そこから貯蓄をしていくと良いと思います。具体的な年金額はわかりませんが、一般的に厚生年金をもらっている人は基礎部分と厚生年金部分を合わせ、月に16万円~17万円ほど支給されるようです。ならば今のペースを維持できれば、年金をもらい始めてから10万円以上貯金することも可能かと思えます。

人生一度きりですから、節約ばかりしすぎずに楽しみにも使いながら貯められると、暮らしも充実し豊かな生活となるでしょう。

“長生きリスク”に備えて生命保険の見直しを

ここであえて支出を見直すのであれば、生命保険と通信費を見直すとよいでしょう。特に生命保険は、その保障内容が死亡保障中心となっています。お子さんが独立してしまえば、配偶者の生活を支えられれば良いわけですし、それは遺族年金などで十分だと思えます。あえて大きな生活費の保障などはいりません。それよりも今は“長生きリスク”と言われたりしていますし、今後は年齢的にも病気治療や長期入院などのリスクが増えます。ですから夫の医療保険を検討してもよいでしょう。

また、夫の老後の生活が妻の収入に頼るものであればなお、妻もしっかりと医療保障に入るべきだと思います。収入が減ってその後の暮らしが脅かされても困りますから。多少支出が増える可能性はありますが、必要な支出はしっかりとしていきましょう。

また、通信費は使い方によって向き不向きがありますが、仕事で通話をたくさん使うとか、携帯キャリアのメールアドレスが必要というのでなければ、格安スマホを検討してもよいでしょう。最近では大手キャリアも安いプランを出してきているので、契約内容を見直すということでも良いかもしれません。

固定費は削減できるとその効果がずっと続きますから、見直しを一度してみましょう。あとは自分に合うか合わないかで決めるとよいと思います。

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最終更新:9/13(金) 18:31
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