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東洋経済編集長「精度の高い会見。前澤さんは精神的支柱であり続ける」ソフトバンクG孫正義会長も登場したヤフー&ZOZO会見

9/13(金) 16:50配信

AbemaTIMES

 12日朝、突如発表されたヤフーとZOZOの資本提携。ファッションに特化し年間購入者数800万人を超えるZOZOを傘下に収め、インターネット通販で先行するAmazonや楽天に対抗したいヤフー。夕方に開かれた会見で、川邊健太郎社長は「ヤフーは広告の一本足打法と見られていたかもしれないが、ここにおいて紛れもなく広告とコマース、この両方の収益の2本の柱が立つことになるのではないかと考えている。Eコマース取扱高、国内ナンバーワンというのが悲願の目標」と宣言した。
 
 一方、2007年に上場以来、前澤氏の元で順調に業績を伸ばし、一時は時価総額が1兆円を超えるまでに成長したZOZOだが、「ZOZOスーツ」は業績に結び付かず、さらには出店社の撤退も始まっていた。そんな中、前澤氏は「日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円を現金でプレゼントする」「お前らがSNSやテレビの中で人のこと馬鹿にして、こそこそ笑っている間に俺は進むわ。月へも行くわ。だから、いつまでもそうやって笑っていればいいよ」などとツイート、プロ野球球団の保有を打ち上げるなど、世間の注目を集めてきた。

【映像】前澤氏らによる記者会見

 今回の提携と同時にZOZOの社長を退いた前澤氏は会見で「悩みまくった。一部では“無責任では““放り投げているのでは”という意見があると予想していたし、実際ネットでもまだ書かれていたりする。ただ僕は、無責任とは自分の地位や権力に甘んじて、そこにあぐらをかいて本当に一番大事な事業の拡大や、会社の成長というのを見過ごし、保守的に自分を守るような経営、それが無責任な経営なのではとずっと思っていた。その中で、ZOZOは一つ今、大きな課題を迎えていると思っている。それはこれからの大きな成長にとっての課題だ。その課題を解決していく上でも、今回ヤフー社との事業提携というのは本当に素晴らしいきっかけになると思う」と笑顔で語り、創業からの21年間を振り返る場面では声を詰まらせた。

 週刊東洋経済編集長の山田俊浩氏は「両社ともにECの分野が弱っていた。ZOZOは2018年をピークに、1人当たりの売上高などが落ち始め、初めて減益になった。モールなので出店してくれているアパレル企業の支持が必要だが、それが“ZOZO離れ“も起こっていたし、一時は5000円を超えていた株価も2000円台まで下がり、明らかに右肩下がりの状態だ。前澤さんは“経営に専念する“としてTweetを止めるなどしたが、やはり出口は見えなかったということではないだろうか。出店者としては“敵“になるZOZOのプライベートブランドも、前澤さんが辞めるタイミングなら止めやすい。一方、メディア事業、つまり広告で伸びてきたヤフーはコマース事業を伸ばそうと投資を続けてきたが、Amazonと楽天の2強に阻まれ、うまくいっていない。最近では子会社のアスクルと始めたロハコというEC事業があるが、これもなかなか利益が出ずに苦しみ、社長の辞任問題に発展していた。そこでまだまだ人気はあるZOZOTOWNを飛び道具として入れることが必要だったのだろう。また、ヤフーグループ、ソフトバンクが力を入れているのが、キャッシュレス決済サービスPayPayだ。自前のEC事業を発展させることでPayPayの利用者を増やしたい、つまりPayPayを成功させるためのECという位置づけだ。」と話す。

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最終更新:9/13(金) 16:50
AbemaTIMES

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