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NEC、AIを活用した異常予兆検知システム、1週間早く異常を検知

9/13(金) 13:00配信

BCN

 NECは9月13日、AIを活用したプラント向けの異常予兆検知を行うシステムを、国内最大の原油処理能力を有するJXTGエネルギー水島製油所(岡山県倉敷市)のボイラー設備へ納品したと発表した。10月から稼働する。



 NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」の一つである「インバリアント分析技術」を用いて、ボイラー設備に設置した大量のセンサー情報の相関関係から「いつもと違う」状態を分析。ボイラー設備がトラブルに至る前に予兆を検知できる。

 具体的には、ボイラーの運転を監視/制御している温度・圧力・流量・バルブ開度、水位など約500カ所のセンサーデータを収集。異なるセンサー同士の関係性を自動的に発見する。関係性をいつもの状態として解析・定義し、本関係性に変化が起きた際に「いつもと違う」状態としてアラームを出すことができる。これにより、人手で行うことのできなかった設備異常の予兆を早期に自動検知できる。
 

 「いつもと違う」状態により異常の予兆を検知した場合、その影響範囲の絞り込みや原因の切り分けができるため、これまで多大な時間を要していた原因分析の時間短縮や作業負担の軽減、保全計画の最適化が期待できる。

 導入に際してNECとJXTGエネルギーは、システムを用いて同製油所のボイラー設備の過去の運転データを利用して実証実験を行った。その結果、これまでの閾値設定や傾向分析による監視システムに比べ、約1週間早く異常の予兆を検知できた。

最終更新:9/13(金) 13:00
BCN

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