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“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンの来日にファン歓喜!『残された者』ジャパンプレミア開催

9/13(金) 19:15配信

Movie Walker

海外ドラマ「ハンニバル」シリーズのハンニバル・レクター役で知られるデンマーク出身の俳優、マッツ・ミケルセン。完璧な肉体美と独特な色気を放つその姿から“北欧の至宝”と呼ばれ、ここ日本でも根強い人気を誇るスターだ。そんなマッツの最新主演作『残された者-北の極地-』が11月8日(金)より公開される。それを記念して、約2年ぶりにマッツが来日。都内の新宿バルト9にてジャパンプレミアが開催された!

【写真を見る】黒のシャツにデニム姿のラフスタイルなマッツ・ミケルセン

ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『プッシャー』シリーズやカンヌ国際映画祭で男優賞に輝いた『偽りなき者』(12)といったデンマーク映画で活躍する一方で、『007 カジノ・ロワイヤル』(06)で悪役ル・シッフルを演じ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)などのハリウッド大作にも出演するマッツ。本作では、ある理由で飛行機が北極に墜落し、極寒の中でたった一人生き抜くために奮闘する男を体当たりで熱演している。全編を通して、マッツが食料を確保し、寒さをしのぎ、シロクマとも戦うなど、ボロボロになりながら奮闘する彼の姿が観られることもあり、まさにファン歓喜の作品となっている。

黄色い歓声と大きな拍手で迎えられたマッツ。開口一番で「アリガト!」と日本語での挨拶を送ると、「『Arctic(残された者)』を本日、みなさんに観てもらえると思うとワクワクしています!本作が持つ雰囲気やタッチは日本の作品に似ていると思っていて、特に日本の方に観てもらいたいと思っていました」と喜びの気持ちを言葉にした。

実は9月6日から日本に滞在していたマッツ。どこに行っていたのかという質問に、「京都です。自転車を借りて町を回ったのですが、美しいお寺や神社、鞍馬寺のあたりをハイキングして、温泉にも入りましたね。毎日、日本食をいただいています」と滞在を堪能している様子。さらに、「デンマークでは自転車で移動するのが普通なのですが、さすがに9時間も乗っていたのには驚かれました」とも続け、元ダンサーでスポーツマンのマッツらしいコメントも飛び出した。

本作の撮影はアイスランドを舞台に-25~30度という極寒の過酷な環境下で行われた。その過酷さを問われたマッツは「30日間で撮影する予定だったのですが、天候のせいで19日間しか撮影できなかったんです。嵐の中で撮影しようとすると突然太陽が出てきて、晴れだと思っていたら急に雪が降ってくるんですよ」と天候に振り回されていたことを吐露。しかし、「最初は天気に合わせて一生懸命撮影しようとしていたのですが、途中で諦めました。状況に合わせてフレキシブルに僕らが対応するスタイルに自然となりましたね。アイスランドでは“いまの天気が気に入らなければ5分待てばいい”ということわざもあるらしいです」と本作ならではの撮影エピソードを説明する。

本作の監督であるジョー・ペナはYouTubeチャンネル「Mystery Guitar Man」で世界的な人気を博す映像クリエイターだが、長編映画を撮るのは本作が初めて。本作への出演を決めた経緯を聞かれると、「『ハンニバル』のプロデューサーから電話があり、『映画を撮ったことのない若者がすばらしい物語を書いたので読むべき、いま読むべき!』と言われたんです。そして、もらった脚本を2時間ぶっ通しで読んだんですが、素直にすごいなと感じました。美しく誠実な物語で、ここまでクリーンな脚本はとても珍しいと思いました。その後、彼とスカイプで連絡を取り、私が感じていることは彼も同じだったとわかったんです」と弱冠32歳のジョー監督の才能に惚れこんだことを明かしている。一方で、「実は、最初の脚本では、舞台が火星だったんです。そのままなら、きっとアメリカ人の俳優がキャスティングされていましたね。北極になってラッキーでした(笑)」という冗談で会場を沸かせる場面も。

圧倒的な自然の中で映し出される映像美や、マッツ・ミケルセンの研ぎ澄まされた抑えた演技がリアルな感動を呼ぶ『残された者-北の極地-』。最高峰のサバイバルドラマである本作の11月公開を楽しみに待ちたい。(Movie Walker・取材・文/トライワークス)

最終更新:9/13(金) 19:15
Movie Walker

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