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スーパーGT:数値上120kgのハンデ背負ったWAKO'S LC500。オートポリスで望外の6位入賞も「ちょっと悔しい」と山下健太

9/13(金) 16:59配信

オートスポーツweb

 2019年のスーパーGT GT500クラスでランキングトップにつけるWAKO’S 4CR LC500は、9月7~8日に行われた第6戦オートポリスで実質100kg相当のハンディキャップを背負いながら6位入賞を果たした。しかし、第2スティントを担当した山下健太は「ちょっと悔しい」と結果への不満を隠さない。

 脇阪寿一監督率いるLEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sは第4戦タイ、第5戦富士と連勝を飾りポイントランキングトップで九州オートポリス決戦へ臨んだ。

 レース結果に合わせてハンデが課せられるスーパーGTで連勝を飾るのは至難の業。そんなシリーズで連勝を遂げたチームは第6戦オートポリスへ数字上120kgのハンデを背負って参戦することになった。

 ただしスーパーGTのレギュレーション上、チームに課せられるウエイトの上限は100kg、それを超える分は免除される。また50kgを超える分は燃料流量リストリクターで調整されるため、WAKO'S LC500は50kgの実ウエイト+3段階のリストリクター調整という“フルコース”でレースに臨んだ。

 このハンデの影響は大きく、予選日朝の公式練習では15台中14番手、予選でもポールから3.2秒遅れの14番手と苦しむことに。

 しかし、決勝では計3度のセーフティカー導入やドライ→ウエット→ドライと刻々と変化する路面コンディションで荒れたレース展開もチームに味方し、一時は周回遅れになったものの、最終的には6位でチェッカーを受け、ポイントランキングで貴重な5ポイントを持ち帰った。

 100kg相当のハンデと14番手スタートという状況から6位入賞は望外の結果とも言えそうだが、第2スティントを担当した山下は「ちょっと悔しい」と結果に満足していない。

「ライバルの脱落もありましたし、荒れたレースだった。そのなかで無難に戦えたかなという思いはありますけどね。チャンピオンを争う37号車(KeePer TOM’S LC500)が3位に入ってポイント差を縮められたことを考えると、ちょっと悔しいかな」

「最後の10周くらいで路面が乾いてきて、ドライタイヤにするかしないか迷いました。チーム側はドライがいいと言ってくれていたんですけど、僕が『いやぁ~……』と渋ってしまって。結果的にドライタイヤに履き替えた37号車が前にいるので、それをやっておけばよかったと思います」

「ただ、そのピットでミスしたりとか、(タイヤを交換して)最初の数周はまったくグリップしないし、そこで自分がミスしてしまう可能性もあって。37号車がスピンしたというのも聞いていましたしね」

「そういうリスクを考えて無難に結果を残すことを考えると、そんなに悪くなかったのかなとは思います。ただ37号車の位置を考えると悔しかったかな。(6位入賞でも)うれしくはないですね」

「これから先、無難に行ってはダメだと思います。つねに攻めていかないとですね」

 チームの指揮を執る脇阪監督も「37号車が3位に入ったことでモヤモヤしている」としながらも、ドライバーズランキングで確保しているリードは「誰かがミスをしたり、リスクを背負ったりすることを回避するために使おうということで意思統一が図れたので、胸を張って帰ります」と、チャンピオン獲得を念頭に置いていることを明かしてサーキットを去った。

[オートスポーツweb ]

最終更新:9/13(金) 16:59
オートスポーツweb

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