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【MLB】大谷翔平の「分裂膝蓋骨」とは? 専門家語る「痛みが出るケース、ないケースある」

9/13(金) 12:46配信

Full-Count

入船しんもり鍼灸整骨院の新盛院長「脚や膝に痛みを抱えると肩や肘に負担のかかるリスクがある」

エンゼルスは12日(日本時間13日)、大谷翔平投手が13日(同14日)にロサンゼルス市内の病院で左膝の手術を受けると発表した。全治8週間から12週間とされ、今季を終えることとなった大谷だが、果たして「分裂膝蓋骨」とはどんな症状なのだろうかー。元日本代表の中村俊輔選手(横浜FC)の専属トレーナーを務める、入船しんもり鍼灸整骨院の新盛淳司院長に聞いた。

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ー分裂膝蓋骨とはどんなものなのでしょうか?
「子供に多い症例です。膝のお皿部分に当たる膝蓋骨は通常1つですが。これが2つ以上に別れた状態を分裂膝蓋骨と呼びます。エンゼルスのエプラーGMは大谷選手の症状を先天的と説明していたようですが、大谷選手の症状も珍しいわけではありません。同じ症状で来院する子供も実際に多いです。幼少期に痛みが出ない人で大人になってから症状が出るケースもあります」

ー違和感や痛みなど症状は?
「膝蓋骨が分離していても、痛みが出るケースと痛みのないケースがあります。分裂した部分に痛みが出た場合、有痛性分裂膝蓋骨と呼ばれます。ジャンプ時の着地、ダッシュの際に『お皿の上が痛い』と症状を訴えることも多いです」

「痛みのメカニズムには個人差がありますが、分離した骨片の影響で膝蓋骨は不安定になります。分離している部分に負荷がかかり、痛みが出ることが多くなります。子供が発症した場合は一定期間運動を中止します。そして、太ももの前をストレッチさせることなどリハビリをする事で回復することが多いので、患者にはそう指導しています。それでも痛みが治まらない場合、骨片の摘出手術という可能性もあります」

ー大谷選手は投球練習の強度を上げるにつれて痛みが出たようです。
「大谷選手ですが、投球モーションで左足を前に出して地面につく際、お皿の上に痛みが出たのかもしれません。今回は膝の怪我ですが、脚や膝に痛みを抱えると肩や肘に負担のかかるリスクがあります。体重をかけられないと肩や肘に余分な負荷がかかる。体重移動がスムーズにいかないと、手投げになってしまいます」

ー全治までは8週間から12週間と発表されました。
「手術後の全治の期間としては一般的だと思います。来季は二刀流復活が期待されています。現在のチーム状況、スケジュールを見て、手術を経て、来季により万全な状態で挑もうとしたのではないでしょうか」

新盛淳司(しんもり・じゅんじ)
新浦安しんもり整骨院入船院、新浦安しんもり整骨院今川院、クローバー鍼灸整骨院代表。柔道整復師、鍼灸師。元日本代表の中村俊輔(横浜FC)をセルティック時代から10年間パーソナルトレーナーとして支えている。関東リーグ・ブリオベッカ浦安のチーフトレーナーも務めている。

Full-Count編集部

最終更新:9/16(月) 8:57
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