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北鉄の鉄道運賃 来月から値上げ 北陸信越運輸局が認可

9/13(金) 1:13配信

北國新聞社

 北陸信越運輸局は12日、北陸鉄道(金沢市)が申請していた鉄道線の上限運賃の変更を認可した。改定率は13%で、経営改善に向けた値上げ分と消費税増税の転嫁分を含む。北鉄は10月1日から新運賃で営業するとともに、期間が長く、割安な12カ月の通学定期券を新設し、利便性の維持を図る。北鉄が鉄道運賃を抜本的に上げるのは29年ぶり。

 改定率は定期外が13・2%で、定期が13・5%。野町―鶴来の普通運賃は30円高い500円になり、北鉄金沢―内灘は40円高い360円となる。

 新たに設ける12カ月定期券は他の定期券よりも割引率を高めた。距離が最も長い野町―鶴来は15万3900円で、これまで期間が最長だった6カ月定期券を2度買うのと比べ、1万260円安くなる。

 北鉄の鉄道事業は16期連続の赤字で、2019年3月期の営業赤字は、初めて1億円を超えた。今後は人口減少で利用者が減る一方、老朽化が進む施設や車両などの設備投資額が増える見通しだ。

 北鉄の広報担当者は「さまざまな経営改善策を実施してきた。負担をおかけするが、理解いただきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:9/13(金) 1:13
北國新聞社

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